ChatGPT「無料版」と「有料版」の違いは「賢さ」
ChatGPTには無料版と有料版があります。
大きな違いは、有料版では上位バージョンのGPT‐4が選択できるということですが、それ以外にもプラグインと呼ばれる拡張機能やWebBrowsing機能が使えるというメリットがあります。
主な違いを以下にまとめます。
出所:『AI仕事革命 ‐ChatGPTで仕事を10倍効率化‐』(リチェンジ)より抜粋
GPT‐3.5とGPT‐4の違いが気になる方もいるかもしれません。一番の違いは回答の質の高さです。いわゆる「賢さ」が違います。
例えば「レポートを書いてください」と言った場合、GPT‐3.5ではかなり雑なレポートしか書いてくれないのに、GPT‐4では、かなりしっかりと考えられた質の高いレポートを書いてくれます。
実際にChatGPTを使っている人の間では、GPT‐3.5とGPT‐4は「小学生と『優秀なビジネスパーソン』くらいの違いがある」と言われています。
また、日本語を含めて、英語以外の言語の精度も格段に上がっています。
それから、入力、出力できる文字量が、GPT‐4のほうが長くなっています。文字数ではなく「トークン」という単位で扱える文字量が決まっていますので、一概に何文字とは言えないのですが、GPT‐4のほうがGPT‐3.5よりも倍くらい長い量の文章を入力、出力することが可能です。
有料版が出てきた2023年3月当初は、有料版のメリットといえば精度が高いことと、利用が集中したときに優先的にアクセスができることくらいでした。しかし、2023年5月から、有料版により大きなメリットが生まれました。
それは、WebBrowsing機能とプラグインが使えるようになったことです。これまでのChatGPTの大きな課題であった、最新情報にアクセスができないという点が、これで解消されたのです。また、プラグインも動画を要約したり、図解をしたり、PDFを読み込んだりと、様々なプラグインがあります。
ですので、ChatGPTを活用したい方には、できるだけ有料版を使うことをおすすめしています。前述のとおり、賢さが格段に違いますし、日本語の精度もより高いので、有料版のほうが求めている回答を得られる可能性が高くなります。
有料版の価格は2023年12月現在、月20ドル(スマホアプリから有料版に切り替えた場合は月3,000円)です。この価格で優秀な自分専用のコンサルタントを雇っていると思えば激安です。ぜひ、有料版の利用をご検討ください。
谷口 恵子
AI活用コミュニティ
代表
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