(画像はイメージです/PIXTA)

老後資金を着実に形成するには、日々の支出の見直しも重要です。電力会社の変更や、スマホの契約プランなどはついスルーしがち。しかし「固定費」を本格的に見直すことができたら、大きな効果が期待できます。※本連載は、頼藤太希氏監修のMOOK『定年後のお金の不安がなくなる本』(晋遊舎)より一部を抜粋・再編集したものです。

節約は「固定費の見直し」を優先して進める!

支出はその内容に応じて、「固定費」と「変動費」の2つに分類される。固定費は月ごとや年ごとなど、一定期間で定額、もしくはほぼ一定金額で発生する費用のこと。

 

家賃などの住居費や水道光熱費、インターネット料金や携帯電話料金などの通信費といった費用が固定費に分類される。一方の変動費は、内容ごとに費用の値動きが大きい出費のことで、食費や旅行にかかる費用が該当する。

 

チェーン店で牛丼を食べたときと高級店で寿司を食べたときの値段の違いや、国内旅行と海外旅行でかかる旅費の差がそれぞれ大きいことを考えてみれば、理解しやすいだろう。

 

家計の節約を試みる際に優先して見直すべきは、固定費だ。例えば、携帯電話を大手キャリアから格安SIMへ乗り換えた場合、毎月数千円の固定費を削減できることも。年間では数万円もの削減効果となり、格安SIMを使い続ければ、その恩恵を毎年得られることとなる。

 

固定費の節約は、電気会社の変更や保険の契約内容の見直しなど、手続きの手間が煩雑な印象のものが多く、面倒に感じられるかもしれないが、早く見直すほど得られる効果が大きくなるので、なるべく早い段階で着手することをおすすめしたい。一方の変動費は、費用が発生する頻度や金額が一定ではないことから、見直しは難しいといえる。

固定費を見直せば「長期的な節約」につながるワケ

支出は「固定費」と「変動費」の2つに分類される。固定費は、定期的に概ね一定の金額を支払うもの。賃貸物件の家賃や水道光熱費などが該当する。

 

一方の変動費は、その時々で金額の変動が大きい出費があてはまる。食費や旅行やレジャーなどの娯楽費、被服費などが代表例だ。変動費はケースバイケースのため、見直しや節約が困難だが、固定費は一度見直すとその後も効果が持続していく。そのため、まずは固定費の見直しを優先して進めたい。

 

【ポイント1】節約効果の持続を狙う固定費は変動費よりも節約効果大

[図表]

 

 固定費の例 

 

住居費/保険料/通信費/自動車費/水道光熱費/教育費

 

一定周期で支払いが発生し、金額の上下が小さいものが固定費。一度見直しを行えば、その後も継続して節約効果を得られるので、まずは固定費を見直したい。ただし、夏場や冬場には電気代が激しく上昇することもあるので注意。

 

 変動費の例 

 

食費/日用品/美容費/レジャー費/交際費/趣味の費用/医療費

 

月によって支払い額に大きな差があるのが変動費。食費や交際費、趣味の品の購入など、さまざまなものが該当する。変動費は個別に内容がバラバラなため、見直しが難しく、見直しても節約効果を持続させづらい費用だとされている。

 

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定年後のお金の不安がなくなる本

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頼藤 太希 監修

晋遊舎

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