あなたにオススメのセミナー
東京の暮らしを豊かにする情報満載のWEBメディア「TOKYO@14区」
ほかの記事も読む(外部サイトに遷移します)>>>
「空き家の所有者」になったら、どうすべきか?
空き家を所有することになった場合、選択肢は大きく分けると次の3つに絞られます。
① 空き家を活用する
自分で使用したり、誰かに貸したりする方法です。利用用途が非常に便利ですが、地域によっては利便性の問題があり、借り手も見つからないということもあり得ます。
② 空き家を売却する
利用する目途が無いのであれば、空き家を売却してしまうというのも一つの手です。相続で取得した空き家であれば、売却時に3,000万円の控除を受けられる可能性もあります。ただし、活用する場合と同様に買い手が見つからないという可能性もあります。
③ 空き家を適正に管理する
活用や売却をしない、もしくはできないのであれば、適正に管理をすることが今まで以上に重要になります。ご自身で管理をするのが難しい場合は、知人や専門の業者に依頼することも視野に入れるべきかもしれません。
空き家を所有することになって、どうしたら良いのか分からないというときは、市区町村によっては、無料で空き家の相談会を実施していることもありますので、空き家の活用や売却などについて専門家に相談してみることをお勧めします。
空き家の数は年々増加している傾向にあり、特に地方では頭を悩ませる問題になっています。何も考えずにほったらかしにしていると思わぬ形で固定資産税が高くなってしまうことも考えられますので、今後はより注意が必要です。
[参考]
◆平成30年度住宅・土地統計調査
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/tyousake.html
◆国土交通省住宅局 令和4年10月 空き家の現状と課題及び検討の方向性
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001518774.pdf
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】