世帯年収別の状況
高年収ほど意識が高く、行動は正規雇用者の多い層を中心に積極的
世帯年収別に見ると、意識面については、世帯年収1,000万円未満では、そう思う割合が最も高いのは全体の上位3つのいずれかだが、世帯年収1,000万円以上1,200万円未満では「手間がかかっても、企業はサステナビリティを配慮すべきだ」(54.3%)、世帯年収1,200万円以上では「お金がかかっても、企業はサステナビリティを配慮すべきだ」(1,200万円以上1,500万円未満は56.5%、1,500万円以上2,000万円は61.1%)で半数を超えて高く、高年収世帯では企業に対する見方が厳しい(あるいは期待が大きい)傾向がある。ただし、いずれも2位以下と僅差である。
世帯年収による違いを見ると、そう思う割合は高年収世帯ほど高まるものが多く、世帯年収1,500万円以上2,000万円以下では半数を超えるものが多い。行動面については、そう思う割合が最も多いのは、世帯年収800万円未満では「価格が安くてもサステナビリティに影響のある製品は買わない」であり、いずれも25%未満だが、
世帯年収800万円以上1,000万円未満や世帯年収1,200万円以上では「サステナビリティを意識して行動している」、世帯年収1,000万円以上1,200万円未満では「サステナビリティについて学ぶ機会を積極的に得ている」であり、いずれも3割前後を占める。
行動面について世帯年収による違いを見ると、意識面と同様、そう思う割合は高年収世帯の方が高い傾向はあるが、必ずしも比例しているわけではない。
「価格が安くても人権問題等のある製品を買わない」や「サステナビリティを意識して行動している」、「サステナビリティについて家族や友人と話すことがある」は高年収世帯ほど高まるが、「価格が安くてもサステナビリティに影響のある製品は買わない」や「学校や組織等でサステナビリティについて学ぶ機会がある」、「サステナビリティに関する情報を収集している」、「サステナビリティを意識してボランティア活動等をしている」では世帯年収1,000万円以上1,200万円未満がピークである。
この理由としては、世帯年収1,000万円以上1,200万円未満では、民間・正規が多い影響があげられる(58.5%、全体より+26.5%pt)。なお、民間・正規では、これらの項目でそう思うとの回答が同様に多い。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!