(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2023年9月12日~9月26日オーストラリアマーケット動向について解説します。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。9月14日に発表された豪州の8月の雇用統計は良好な結果でした。注目された9月19日、20日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げは見送られたものの、年内1回の追加利上げが示唆されたほか、2024年に見込まれている利下げの開始時期が、後ずれする見通しとなったことからタカ派的と捉えられ、豪ドルの対米ドルレートは一時大きく下落しました。しかしその後は、日銀が金融政策決定会合で金融政策を据え置き、米国の利上げ局面の長期化観測から米ドル高・円安が進行したため、豪ドルの対円レートは上昇しました。

 

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは、上昇しました。9月19日、20日に開催されたFOMCにおいて、利上げは見送られたものの、年内1回の追加利上げが示唆されたほか、2024年に見込まれている利下げの開始時期が、後ずれする見通しとなったことからタカ派的と捉えられ、米国国債の利回りは上昇し、連れて豪州3年国債利回りも上昇しました。

 

 

 

(2023年9月28日)

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【「米ドル高・円安」進行でここ2週間の「豪ドル対円レート」も“上昇”…三井住友DSアセットマネジメントが〈最新オーストラリアマーケット動向〉を解説』を参照)。

 

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