(※写真はイメージです/PIXTA)

都心の新築マンション価格が高止まりするなか、23区では住民基本台帳で比較可能な2014年以降、初の「転出超過」を記録しました。こうしたなか、近畿大学世界経済研究所の客員教授で投資家・ストラテジストの菅下清廣氏は、すでにアメリカで起きている「家賃高騰現象」を例に挙げ、高まるインフレリスクに警鐘を鳴らします。では、こうしたリスクから身を守るにはどうすればいいのでしょうか、みていきます。

2023年は株式投資の「ラストチャンス」!?

止まらないインフレから自分の身を守る方法は

私の予想通り、2023年4月から日本の株価は上がりはじめています。本書が刊行される7月上旬ころには、日経平均株価は3万円の大台を固め、さらなる底上げトレンドが続いているのではないでしょうか。

 

こうした株高に対して、今から買っても遅すぎると思う人には、「まだまだチャンスがある」とお伝えしたい。なぜなら、30年以上続いたデフレのトンネルを、日本経済がようやく抜けようとしている初動だからです。

 

2025年ころに2023年を振り返ると、株式投資のラストチャンスだった、ということになると見ています。

 

日々の情報収集が大切です。日本経済新聞を読むにしても、ただ漫然と読むのではなく、投資に必要な情報を見誤らないよう、判断材料として適した良質の記事を集中的にチェックしてほしいものです。

 

日経新聞でいえば、朝刊の「大機小機」、夕刊の「ウォール街ラウンドアップ」「十字路」などのコラムや連載記事を読むことを生活習慣にするといいでしょう。投資に不可欠な情報の収集を日頃から心がけ、楽しむことです。

 

 

菅下 清廣

スガシタパートナーズ株式会社

代表取締役社長

 

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※本連載は、菅下清廣氏による著書『2023-2024 資産はこの「黄金株」で殖やしなさい! 日本株大復活』(実務教育出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

2023-2024 資産はこの「黄金株」で殖やしなさい! 日本株大復活

2023-2024 資産はこの「黄金株」で殖やしなさい! 日本株大復活

菅下 清廣

実務教育出版

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