4,500万円・広めのマイホームを「頭金500万円」で購入した夫婦…その後、「住宅ローン」の返済額は?【具体的シミュレーションをもとに公認会計士が解説】

4,500万円・広めのマイホームを「頭金500万円」で購入した夫婦…その後、「住宅ローン」の返済額は?【具体的シミュレーションをもとに公認会計士が解説】
(画像はイメージです/PIXTA)

マイホームをいざ購入するとなった際、どのくらいの資金が必要になるのか。公認会計士である土田義憲氏の著書『社会人になったら知ってほしい 人生のお金の話』(ロギカ書房)より、一部抜粋して紹介する本連載。今回は、「マイホーム」を持つにあたって必要となる資金の積立方法を、「頭金」「住宅ローン」などの基礎知識から紹介します。           

マイホームを買うのに「頭金」はどのくらい想定するべき?

最近では、物件価格の全額を貸し付けるローンもありますが、諸経費を含めたマイホームの取得価格の1~2割くらいの頭金は準備したほうが良いというのが一般的です。

 

そこで、マイホームの購入ではまず頭金を準備し、不足分は住宅ローンを利用するものとします。

「頭金」の積立方法

頭金の確保には、一般財形貯蓄財形住宅貯蓄、銀行の積立定期預金などが利用可能です。

 

財形住宅貯蓄は、55歳未満のサラリーマンが、会社の協力を得て給与から一定額を天引きして、住宅資金を確保するために5年以上の定期的な積立てを行う貯蓄です。貯蓄残高550万円までの利息に対する20%の税金が非課税になるという優遇措置があります。

 

また、一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄を1年以上継続し、残高50万円以上あるなどの条件を満たす人は、財形貯蓄残高の10倍以内で、最高4,000万円で、実際に要する費用の90%以内で財形住宅融資を受けることができます。

積立て例

4,500万円の広めのマイホームを手に入れるために、夫婦で500万円の頭金を準備すると仮定します。1人当たり250万円です。

 

例えば、22歳で就職した直後から毎月1.5万円を積み立て、夏・冬のボーナスから3万円を増額すれば、図表1のように年間合計24万円になり、32歳までの10年間では250万円に近い240万円の積立てになります。

 

[図表1]マイホーム頭金の積立て例

「住宅ローン」の返済ってどのくらいかかる?

頭金500万円を支払い、諸経費込みで4,500万円のマイホームを手に入れた場合、4,000万円は住宅ローンを使用することになります。

 

[図表2]

住宅ローンの金利は固定で1.6%、返済期間35年間、返済は元利均等返済、年2回のボーナス払い(各20万円)を併用した場合、夫婦2人合わせた毎月の返済額は以下のようになります。

 

[図表3]返済期間35年の場合の返済額
 

上記のように、年2回、20万円ずつボーナス払いをした場合は、毎月の支払いは91,192円になります。各回10万円のボーナス払いの場合は、毎月107,817円、ボーナス払いがない場合は、毎月124,443円になります。

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社会人になったら知ってほしい 人生のお金の話

社会人になったら知ってほしい 人生のお金の話

土田 義憲

ロギカ書房

お金を稼ぐ、お金を使う、お金を貯める、お金を増やす 長い人生、 君らしくいきるために お金との上手な付き合い方を学ぶ。 【内容】 私たちは社会で生きていくために様々な活動をします。その1つが経済活動です。経…

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