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子どもをバイリンガルに育てるため日本のインターナショナルスクールに入れようとしても、両親とも日本人だとなかなか入学させてもらえません。そこで、私達OWLはタイのインターナショナルスクールをお勧めしているのですが、日本より割安とはいえ、1年間の学費として200万円から300万円はかかるのが普通です。
そのため、もう少し手ごろな価格帯の学校がないかと聞かれることもあります。
バンコクの外国人向けメディアに、「Popular and Affordable Schools in Bangkok to Get Your Kid Enrolled」(バンコクで人気の手ごろな学校)という記事があり、そこに掲載されているRamkhamhaeng Advent International School(以下「RAIS」)を訪問し、話を聞いてみました。
ラムカムヘン通り沿いにあるRAISのキャンパスで、幼稚園児から高校生まで一緒に学ぶ
OWL:RAISのキャンパスはラムカムヘン通りという大通り沿いにありますが、鉄道がないのが少し不便ですね。
RAIS:はい。いまは少し不便です。ですが、〈オレンジライン〉という地下鉄が2023年内に開通する予定です。キャンパスのすぐ隣に駅ができる予定なので、とても便利になります。
OWL:それはいいですね! とても便利になります。ここで学んでいるのは、どの学年の子どもたちですか?
RAIS:幼稚園(Nursery、Kindergarten1~3年)、小学校(Elementary School、Grade1~5)、中学校(Middle School、Grade6~8)、高校(High School、Grade9~12)の子どもたちです。
小学校5年生~中学生なら、初年度の学費「約120万円」と格安
OWL:入口のポスターにも学費のことが書いてありますが、学費は保護者の方にとっても大きな関心があります。
RAIS:たとえば、Grade5(小学5年生)からGrade8(中学3年生)の子どもの場合、初年度の学費は30万2,000バーツ(約120万円)です。2年目からは23万2,000バーツ(約100万円)です。
OWL:バンコクのインターナショナルスクールの学費として、かなり安いですね。
RAIS:インターナショナルスクールに通うと、学費以外にも様々な費用がかかるのが普通です。たとえば、教科書代です。RAISでは、教科書は学校から生徒に貸し出す仕組みにしていますので、教科書代はかかりません。
英語が得意でない生徒のため、EFLクラスも設置
OWL:入学テストはどのようにおこなうのですか?
RAIS:英語、Mathematics(算数・数学)、Interview(面接)のテストをおこないます。Interviewでは、生徒の面接だけでなく親の面接もおこないます。
OWL:英語の点数が悪いと、授業についていくのが難しいから不合格になりますか?
RAIS:英語の力が足りないからといって直ちに不合格にすることはありません。英語の力が不十分な子のために、English Foreigner Language(EFL)クラスを設けています。
OWL:なるほど。
RAIS:インターナショナルスクールによっては、通常のクラスを受講したうえで、英語力が不十分な子には、追加でESLとかEALのクラスを受講させるところもあると思います。しかし、RAISでは、Interviewで英語の力が不十分と判断された子には、英語の授業については、通常クラスとは別に設置されるEFLクラスに入ってもらうことにしています。そして、EFLクラスで勉強する中で、英語力が十分についたならば、通常クラスに移ってもらうことにしています。
タイ人の生徒が70%以上でアジア系の生徒が中心、日本人は全体でわずか2人
OWL:クラスの様子についても伺いたいと思います。各クラスに何人の生徒がいるのでしょうか?
RAIS:各クラスの生徒数は平均して20人、最大で25人です。
OWL:生徒たちはどの国の子が多いのでしょうか?
RAIS:生徒たちの国籍は、現在、16ヵ国です。生徒たちの国籍の多い順に、タイが70%以上、次に中国、ミャンマー、韓国、インド、フィリピンなどが続きます。日本人の生徒もいますが、スクール全体で2人です。
OWL:先生はどの国の方でしょうか?
RAIS:米国、英国、インド、フィリピン、ロシアなど、様々な国の出身です。英語の授業は、英語のネイティブスピーカーが担当しています。
RAIS:音楽はGrade4からは、バイオリンや管楽器などの楽器を選んで練習することもできます。
OWL:ピアノも選べますか?
RAIS:ピアノは、音楽の時間には選択できませんが、放課後のアクティビティで習うことができます。
12歳以上の生徒向けの寮も用意されている
OWL:RAISには寮もあるとのことですが、見学できますか?
RAIS:はい、もちろんです。寮には12歳以上の男女の生徒がここに住んでいます。寮の1階には食堂もあり、ここで朝晩の食事をしています。寮の部屋は、2人部屋と4人部屋があり、室内に机もありますから、ここで勉強をします。
OWL:子どもを寮に住ませながらRAISで学ばせることもできるのはいいですね。子どもをRAISで学ばせる選択肢が広がってきそうです。今日は、ご案内、ありがとうございました。
OWLからのコメント
バンコクの著名インターナショナルスクールでは、英国・米国出身の白人の先生だけを採用していたり、ロボティクスの授業や3Dプリンターを使った授業があったりします。もちろん、それらは魅力的です。
でも、子どもに短期間で英語を身につけさせたいという場合、それらは必ずしも必要ではないでしょう(ロボティクスの授業があっても、それを本当に身に着けられる生徒はごくわずかでしょう)。
このRAISは、著名インターナショナルスクールの持つ派手さこそありませんが、手が届く授業料で、英語を身に着けられるよい学校だと感じました。
現時点では、日本人エリア(スクンビット界隈)から車か運河ボートで約1時間かかりますが、年内にもオレンジラインが開通すればぐっと便利になります。
RAISが日本人に注目されるようになるのも間近でしょう。
小峰 孝史
OWL Investments
マネージングディレクター・弁護士
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