【富裕層の子弟教育&海外移住】バンコク都心部でトップレベルのバイリンガル教育を実現…名門・国際バカロレアインターナショナルスクールNISTの小学校教育

【富裕層の子弟教育&海外移住】バンコク都心部でトップレベルのバイリンガル教育を実現…名門・国際バカロレアインターナショナルスクールNISTの小学校教育
(※写真はイメージです/PIXTA)

日本の富裕層の間では、お子さんに世界で通用する教育を受けさせる目的で、海外へ移住するケースが増えています。今回は、日本人も多く暮らしている、タイ・バンコク都心部の名門インターナショナルスクールの筆頭、NIST International Schoolの小学校の教育について紹介します。※本記事は、OWL Investmentsのマネージング・ディレクターの小峰孝史弁護士が監修、OWL Investmentsが執筆・編集したものです。

 

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タイは日本人の駐在者や移住者が多い国、なかでも首都バンコクには日本人が5万人以上住み(外務省統計より)、バンコク在住日本人だけで、ちょっとした中小都市の人口規模を超えるほどです。そんなバンコクで、都心にある名門インターナショナルスクールの筆頭といえる、NIST International School(以下「NIST」)を訪問し、小学校の教育について聞いてみました。

 

NISTアソークキャンパスの外観
NISTアソークキャンパスの外観

アソークにあるNISTのキャンパスでは、幼稚園児から高校生まで一緒に学ぶ

OWL:NISTはアソークのBTS・地下鉄の駅から車で5分ほどの便利な場所にキャンパスがあり、子どもを通わせやすいですね。ここで、どの学年の子どもたちが学んでいるのですか?

 

NIST:NISTのキャンパスでは、幼稚園2年、小学校(PYP)6年、中学校(MYP)5年、高校(DP)2年の子どもたちが学んでいます。

 

OWL:今回は、小学校の子どもたちの教育について話を聞かせてください。

 

NIST:NISTのPYPでは、6つの領域を横断して学んでいく学際的なアプローチをとっています。具体的には、Languages(言語)、Social Studies(社会)、Mathematics(算数)、Arts(芸術)、Science(理科)、Personal Social and Physical Education(個人社会教育および体育)です。これらを科目ごとに分けて学ぶのではなく、総合的に学んでいきます。

 

OWL:総合的にということは、教科書に沿って学ぶというより、ひとつのトピックをさまざまな角度から見ていくということですね。日本人の親にとっては、子どもがいまなにを学んでいるのか、ちょっとわかりにくくなりそうですね。

 

NIST:なにを学んでいるのか聞きたいとき、また、学校にリクエストがあるときは、学校側にどんどん要望をお伝えください。

 

校内にはグラウンドや体育館のほかに25mプールも完備
校内にはグラウンドや体育館のほかに25mプールも完備

 

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世界75ヵ国以上の国の子どもたちが学ぶ、国際的な環境

OWL:クラスの様子についても伺いたいと思います。各クラスに何人の生徒がいるのでしょうか?

 

NIST:各クラス23から24人の生徒がいます。そして、各クラスにクラスティーチャーとアドバイザーがついています。

 

OWL:クラスティーチャーは、どの国の方なのでしょうか?

 

NIST:米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドなど英語圏出身者からなります。

 

OWL:生徒たちはどの国の子が多いのでしょうか?

 

NIST:生徒たちの国籍は、75ヵ国にもなりますから、かなり多様です。国籍の多い順に言うと、タイが1番多く約24%、次に米国が約17%、3番目に日本が約7%、その後は、韓国、英国、中国などが続きます。そして、特定の国の子どもが多くなりその国の影響が強まりすぎないよう、ひとつの国の子が30%を超えないように配慮しています。

 

OWL:ひとつの国の生徒の上限が30%というのは、子どもたちの国籍が多様になることに有益ですね。

 

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英語のサポートが必要な生徒向けにELAのクラスもある

OWL:日本のこの場合、最初は英語がそれほど得意ではない子が多いのですが、サポートプログラムはありますか?

 

NIST:NISTには、ELA(English Language Acquisition、英語獲得)という英語サポートクラスがあります。英語が苦手な子には、ELAに入ってもらい、英語力のサポートをしています。

 

OWL:言語というところで質問なのですが、第二言語として日本語のクラスはありますか?

 

NIST:はい。日本語のクラスも、日本語を母国語とする生徒向けに設置されています。

日本人の先生が教えています。

 

OWL:入学試験はどのようにおこなっているのですか?

 

NIST:基本的にすべてオンラインでおこないます。試験は、1時間半のオンラインアセスメントで、算数、論理、英語についてテストします。そして、1時間でエッセイを書いてもらいます。また、30分間、インタビュー(面接)をおこないます。

 

OWL:インタビュー(面接)には、親も参加するのですか?

 

NIST:親の面接は、小学校のみならず幼稚園児の入試においても、おこなっていません。

 

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都心にありながら充実した施設

OWL:NISTは、アソーク通りに近い都心にありますし、建物が古いというイメージを持っていたのですが、かなり新しい建物も多いですね。

 

NIST:はい、かなり古い建物も多かったのですが、建て替えを進めています。都心にあって子どもたちが家庭から通いやすく、設備も整った国際バカロレアのインターナショナルスクールでありたいと思っています。

 

OWL:たしかに、この都心に、これだけ広いまとまった敷地のインターナショナルスクールがあること自体、凄いですね。

 

敷地の外には高層ビルが建っており、都心に立地していることがうかがえる
敷地の外には高層ビルが建っており、都心に立地していることがうかがえる

 

NIST:はい。ここは元々米軍の土地でした。その後、ISBというインターナショナルスクールが開校しました。ISBが郊外に移転した後、その場所にNISTが開校したという経緯です。NISTは元々、New International School of Thailandの略なのです。

 

OWL:そういう背景があったのですね。今日は、ありがとうございました。

 

OWLからのコメント

 

NISTは、アソーク通りから近い場所にあるインターナショナルスクールです。

 

このスクールは、バンコクの都心にあり、日本人が多く住み日本人に必要な施設(日本人向けスーパーマーケット、日本人向け病院、日本人向けの塾など)が多いスクンビットエリアから非常に近いところにあります。

 

日本人にとって住みやすい場所から近く、しかも、国際バカロレア認定校の名門ということで、便利さ・名門国際バカロレア認定校という重要ポイントを兼ね備えたスクールだと思います。

 

また、日本語の先生もいるので、何かあったときにも相談しやすいのではないでしょうか。

 

 

小峰 孝史
OWL Investments
マネージングディレクター・弁護士

 

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