iDeCo、つみたてNISAはいつ受け取ればいい?
投資初心者
老後に取り崩すといっても、具体的に何歳からもらえばいいでしょうか。60歳? 65歳?
横山FP
目安になるのは、公的年金の受給開始時期。国民年金や厚生年金の加入者は、原則65歳から老齢年金がもらえる。もし60歳で退職していたら、65歳の年金受給までの生活費は貯蓄で補う必要があるから、この期間に取り崩しを始めるのがいいね。
投資初心者
65歳まで働く可能性もありますよね。平均寿命も延びているみたいですし。
横山FP
そうだね。 長く働く人は給与がある分、すぐに取り崩す必要はないよ。それから、公的年金は受給開始時期を遅らせる (繰り下げる)と、もらえる年金額が増額するんだ。ひと月遅らせるごとに1年にもらえる年金額が 0.7%増える。75歳まで繰り下げると、最大84%の増額になるね。
投資初心者
65歳まで働く人は、なるべく年金を繰り下げて、その期間に投資信託を売却したり、iDeCoの受け取りを始めたりするのもアリってことですね!
横山FP
そういうこと。ただし、老齢年金は、何年もらえるかわからないよね。早めに受給し始めたほうが、生涯の受給総額が多くなる人もいる。無理に繰り下げるよりも、生活の状況に合わせてもらい始めよう。
<注釈>
・「公的年金」とは……国が運営する年金制度を指す。日本では20歳以上60歳未満のすべての国民に加入が義務づけられており、すべての国民が加入する「国民年金」と会社員や公務員が加入できる「厚生年金」がある。
・「老齢年金」とは……原則65歳以降になると受けとれる年金のこと。公的年金には老後にもらえる老齢年金のほか、障害時に受け取れる「障害年金」、被保険者が死亡すると遺族が受け取れる「遺族年金」がある。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!