他人の評価より「自分の評価」
修羅場を何度もくぐり抜けてきた経営者は、言葉では表現できないオーラにあふれて見えます。困難にぶち当たっても、逃げずにやってこられたという自信が、その人の重力のような重さとして見えるからだと思います。
今日が終われば、明日、私たちはまた1日分年を取っていくわけです。そう考えると、本当に自分の人生で、1日も無駄にすることはできません。悩んでいる暇なんてない。毎日を全力で生きよう、と。
きちんと自分自身が夢や目標に向かって、真剣に歩み続けているか。チャンスと見れば逃さず、出力を上げているか。決断、覚悟、行動の焦点がきちんと合わさっているか。
それらを振り返るために使うのが、私の場合であれば「日記」です。
私は20歳から、毎日欠かさず日記をつけています。
「一日一生」を人生のテーマに掲げ、常に今日一日を「人生最後の日」と思い、懸命に生きる。それを人生の指針にしているわけです。
毎日の成長は、目に見えないほど小さいものです。しかし、3か月、6か月、1年と積み上がると、信じられないほど大きな変化になります。
昨日の自分、去年の自分と比較して、どれくらいレベルアップしているか。積み上げてきた努力や時間は、自分を裏切りません。
日記を振り返ると、意外と自分や周囲のステージが上がっていることがわかります。
そして、自分の価値は、他人が決めるのではありません。自分の価値は、まず自分で決めてください。そのためにも、今日からでもいいので、日記でアウトプットを自己評価しましょう。
会社に所属すれば、他人の評価があなたの年収やキャリアを決めます。それでも、まず自分の価値判断があり、それから他人の評価軸、の順が正しいです。
自分の価値判断が低い人が、周囲からの評価が上がることは絶対にないからです。
「成功する、お金を稼ぐ」と決めたなら、まず、あなたからの評価を上げてください。
■年収1億円へのステップ
日々の成長を可視化するために日記をつけて定点観測する