優れた「整腸効果」をもつ発酵食品とは?

前回は、「食物繊維」が腸の働きをスムーズにする理由について解説しました。今回は、優れた「整腸効果」をもつ発酵食品について見ていきます。

腸内の善玉菌を増やす「発酵食品」の作用

日本の伝統食にも多い発酵食品は、酵母や乳酸菌による発酵で、生産物質がつくられていますので、善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用が期待できます。

 

味噌・醤油・みりん・酢・漬物・納豆、麹など、いずれも和食になじみ深い食品ばかりです。発酵食品の中でも特に糠ぬか漬けは、野菜の持つビタミンも一緒に摂れるので一石二鳥といえるでしょう。

 

なお、海外にも発酵食品はあります。代表的なものにはチーズ、ヨーグルト、キムチ、ザーサイなどがあります。

韓国人の若者の便秘は「キムチ離れ」が原因!?

余談になりますが、以前、韓国の人と話をする機会があったとき、「今どきの若者には便秘で悩んでいる人が多い」と聞きました。

 

なんでも近年の韓国では、キムチを好んで食べる習慣が昔ほどにはなくなってきており、特に若い人の間では、食生活の欧米化でキムチ離れが進んでいるそうです。

 

それが、昔はほとんど聞かれなかった、便秘の悩み増につながっているのだとか。いかにキムチが、腸内環境を整えるのに効果的かを物語るエピソードですね。

 

キムチを選ぶ時は賞味期限寸前のものを購入するのがお勧めです。味も良くなっている上に、乳酸菌が長い時間をかけて発酵されているので、より多くの生産物質が含まれています。

株式会社光英科学研究所 代表取締役

昭和15年山口県山口市生まれ。昭和34年に電子工学系専門学校を卒業後、義報社に入社。同社の大谷光瑞農芸化学研究所にて、乳酸菌生産物質の生みの親である正垣一義氏に師事し、乳酸菌の培養技術を学ぶ。昭和44年、光英科学研究所を設立。以降、約50年にわたり「乳酸菌生産物質で、世界人類の健康増進に貢献する」という理念のもと独自の研究開発を行い、現在も多くの人の健康長寿に貢献し続けている。

著者紹介

連載胃腸を整えるための「生活習慣」のポイント

本連載は、2016年4月30日刊行の書籍『不老「腸」寿』から抜粋したものです。記載内容は予防医学の観点からの見解、研究の報告であり、治療法などの効能効果や安全性を保証するものではございません。

不老「腸」寿

不老「腸」寿

村田 公英

幻冬舎メディアコンサルティング

本書では、約50年の長きにわたり乳酸菌の研究を行ってきた著者が、本当に効果のある腸内改善のノウハウについて解説していきます。 「乳酸菌生産物質」を活用した腸内改善を行えば、100歳まで健康に長生きすることが可能にな…

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