できるだけ自然の食材から摂りたい「オリゴ糖」
善玉菌を増やすには、「えさ」を積極的に与えることが大切です。「オリゴ糖」はその代表格といえるでしょう。
しかし、市販のオリゴ糖の中には、オリゴ糖以外の糖が添加されているものもあり、摂りすぎには注意したほうが良いでしょう。
市販のオリゴ糖が悪いと言っているわけではないのですが、私自身は、できるだけ自然の食材から摂るようにしています。
腸内環境を整えるには成人で3~5gが摂取目安
オリゴ糖を多く含む食品は、玉ねぎ、サトウキビ、きゃべつ、ごぼう、アスパラガス、じゃがいも、ニンニク、トウモロコシ、大豆などです。
腸内環境を整えるオリゴ糖の一日の摂取目安量は、成人で3~5gほどとされています。玉ねぎでいえば、約半分で3gほどのオリゴ糖が含まれています。
ただし、オリゴ糖と一口にいっても、含まれている食品によって、大腸での分解のされやすさ、つまり善玉菌にとっての「好物」の度合いは少しずつ違いがあるということも、最近研究されつつあります。
そのため、一つの食材に頼らず、いろいろな食材を摂るほうが望ましいと考えます。