(※画像はイメージです/PIXTA)

新たな価値・アイデアをコンスタントに生み出せるとすれば、それは社会人にとって何よりも貴重で、代えがたいスキルとなるでしょう。そのためには、日常的にアイデアを生み出す訓練が必要です。とはいっても、実際それほど難しく考えずとも結構です。アイデア創出の達人、おもちゃクリエイター高橋晋平氏が、著書『1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく』(KADOKAWA)で彼が生み出したアイデアの実例を紹介します。本稿では、「人生120年時代」にどのような心持ちで生きていくべきか、また同氏の「肩こり」に関する実体験について書かれた箇所を抜粋し、転載します。

人生120年時代が来るとわかれば、焦らずにすむ

人生100年時代という言葉をよく聞くようになりました。

 

数年前までは、「寿命は80年くらいかなあ」と思っていましたが、リンダ・グラットン『LIFESHIFT』(東洋経済新報社、2016年)などで100年生きる時代が来ると言われ始めてから、なんとなくそう信じられるようになり、「人生って思ったより長いなあ。まだまだいろいろなことができそうだ」と感じて、時間に追われて焦ることがやや少なくなりました。

 

その後僕は、様々な専門家が説いている「寿命120年時代が来る」という話について調べまくるようになりました。それに関心を持った理由は、もっと時間に追われなくなる焦らない人生を手に入れたかったからです。

 

実際、120年生きるようになるという説に信ぴょう性を感じれば感じるほど、「毎日こんなに長時間働かなくても、明日やれることは明日やればいいし、やりたいことは時間をかけて成し遂げられるし、ゆっくり成長していければ大丈夫だな」と思えるようになり、心身が健康になっていきました。

 

人生が120年なら、60歳になってもあと半分あるわけですから。人生120年だと考えると、より大切になってくるのが「健康寿命」です。

 

高齢になっても、健康な足腰で元気に活動できるかどうかが人生の幸福感を大きく左右します。目の前の仕事に焦って、運動も休息もせずに健康を害してしまうことが最大のリスクです。

 

               コラム

毎日なんとなく「早くいろいろなことをしなくちゃ!」と焦る気持ちを感じてしまう人は多いと思いますが、健康第一であせらず成長しましょう。「人生120年時代」で検索するといろいろな文章や動画が見つかります。調べてみてください。

肩こり腰痛を予防するには、空間を広くする

普段から何でも相談している主治医の先生は、僕が肩や腰が痛くなったときに、「あそこのスーパー銭湯に行きなよ」と、近所の大きな銭湯を薦めてくれました。

 

「え、そこって効能がある温泉なんですか?」と聞くと、「ただのお湯だよ。でも、広いってだけで体がゆるむから」とおっしゃいました。言われた通り、広い銭湯に通ったら痛みが緩和されました。

 

思えば僕の肩こり腰痛人生が始まったのは、大学1年生、人生初のひとり暮らしで、6畳くらいの狭い部屋に大きなベッドと机を置いて生活し始めたときでした。そんなに外出しないタイプだった僕は、それまでの人生で経験したことがないくらい、ふくらはぎ、股関節、首回りなどがどんどん痛くなり、「なんでだろう……?」と思って悲しんでいました。

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※ 本連載は、高橋晋平氏の著書『1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、再編集したものです。

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