訪問者が考えているのは「自分が対象か?」「何を得られるのか?」
訪問者はトップページから順番に見るわけではありません。
会社案内や商品紹介など、日によっては、各ページから入ってくることが多いこともあります。ですから「全てが入口ページ」と意識しましょう。
さて、ページが表示されるとき、訪問者は2つのことを考えています。特に、アピールが必要な商品紹介ページでは、必ず以下を意識してください。
1つめは、「誰が対象か?」ということです。
訪問者は表示されるページ情報は、「自分が対象かどうか?」「自分が求めている情報かどうか?」をまず確認します。ですから、商品紹介ページでは、対象者を表示させておくと良いです。
2つめは、「何を得られるのか?」ということです。
訪問者は自分のベネフィットになることを早く知りたいのです。
「この商品は…」という説明より先に、「この商品を使うと何が得られるのか」があると、印象が上がります。
以上2つの情報を、ファーストビューで表示させると、閲覧者のストレスも少なくホームページの印象も上がります。
お客様ファースト、自社商品の紹介はあとで
あなたが買い物に行って、店員が一方的に説明し始めました。「この商品、業界初の技術で作られているんです! 試着してみますか?」そうすると、お店から出て行ってしまうと思います。
実は、こういった状況がいつも展開されているのが、ホームページです。さて、ここでもう1つ違うお店をイメージしてみてください。
「こんにちは! 何か目的の服をお探しですか?」
「仕事で着るジャケットで良いのがないかな? と思って」
「ジャケットを着るということは、商談が多いお仕事ですか?」
「そうなんです」
「それでは、カッチリした印象のジャケットが良いですか?」
「そうそう。でもちょっと遊び心も…」
「いくつか思い当たるジャケットがあるのですが、ご覧になりますか?」
こうなる理由は、店員が「あなたのことを先に」考えて質問しているからです。ホームページでは、お客様と会話したりすることはできません。
ですから「訪問者が考えているのは『自分が対象か?』『何を得られるのか?』」で解説したことを先に伝えた上で、商品説明をしましょう。あくまで、お客様ファーストの精神が集客へつながるのです。
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