「たった数千円」をケチったために信用を失い「ホームページ突然消滅」の悲劇!? Web戦略で勝ち組になるための「おカネの使い方」とそのワケ【専門家が解説】

独自ドメインを持つ効果は？

実は独自ドメインがなくてもホームページを運営することは可能です。そのときには、レンタルサーバーで使っているドメインが自動的に割り当てられます。ただ、ビジネスをやる上では、独自ドメインを持つことをおすすめします。

それは、信頼性を伝えるためです。検索して出たホームページが、独自ドメインでなく、明らかにレンタルサーバーのものだと気づいたら、「この会社は大丈夫かな？」と訪問者は不安に感じるかもしれません。

名刺交換したとき、ホームページやメールが独自ドメインでなかったら、相手側から「独自ドメインを取得できない理由でもあるのかな？」などと思われてしまうかもしれません。

ドメインは、ホームページというお店の看板です。その看板をきちんと出しておくことで、お客様が信頼するのです。

ですので、年に1,000〜数千円の経費がかかったとしても、独自ドメインは取得しておきましょう。

［図表3］独自ドメインを持つメリット

ドメイン・サーバーは直接契約がマスト!?

ドメイン・サーバーが直接契約でなく、制作会社などが間に入り、他社のものになっているケースがあります。その会社が倒産した場合、最悪、ドメインの権利がなくなり、ホームページが表示されなくなります。そして、これは、実際にあるトラブルです。

こういったトラブルに巻き込まれず、ホームページ運営で集客したければ、ドメイン・サーバーともに直接契約をしましょう。

また、ドメインが他社の持ち物になっていると、そのドメインで検索サイトに登録されているので、新たに同じドメインでホームページを作っても、検索を上位表示できません。

現状、ドメインとサーバーが他社の契約になっている場合は、できるだけ早く自社のものにすることをおすすめします。

※ 自分でホームページを作る「ホームページ制作サービス」では、ドメイン・サーバーは提供会社のものになります。ですから、できる限り信頼できる会社を選びましょう。

［図表4］ドメイン・サーバーを他社契約にするリスク

芝田 弘美

Webコンサルタント・販促デザイナー

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