(※写真はイメージです/PIXTA)

コンサルタントである松本繁治氏の著書『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』より一部を抜粋・再編集し、「日本の学校教育」が抱える問題を見ていきます。

地方では公立高校のレベルが高い傾向。東京では?

一般的には公的な機関にしてしまうと切磋琢磨しなくなり、非効率な組織になる事が普通の考えであるが、学校そして病院は利用者がある程度自由に選択する事ができるので、余程の事が無い限り公的な学校であっても十分切磋琢磨できるハズである。その証は地方では未だに公立の高校の方のレベルが高い傾向にある。

 

また昭和の後半から東京都では都立高校のレベルが下がり、私立の高校または中学に進学させる親が多くなっていたが、石原都政になってから東京都の中高のレベルが上がってきて、昔の輝きを取り戻している。その結果、今や都立の中高一貫学校は大変人気がある。

 

敢えて名前は伏せるが、余程愚かな人が行政のトップにならない限り、公立の学校であっても十分レベルの高い教育を施す事が可能であろう。

 

 

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松本 繁治

ルイジアナ州立大学工学部卒、同大学大学院中退。

日米の製造メーカに勤務後、外資系IT企業や外資系コンサルティング企業にてコンサルタントとして10年以上の活動を行う。一時期、家業である製造メーカで経営を支援。

2009年以降は独立してコンサルティング活動を継続中。

※本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『壊れたニッポンを治す為の21の処方箋』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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