「思考量」ではなく「行動量」の領域の問題
こう捉えてみると、処方箋も明確になってきます。
足りないなら、探すなり、調べるなり、聴くなりして、まずはトコトン材料を集めていけばよいだけ。
すなわち、これはもう「思考量」ではなく「行動量」の領域の問題です
「わからない」ではなく、淡々と「やるだけ」の世界にシフトしたことになります。
私が過去の資料を読み漁ったことで停滞を打破できたように、みなさんも仕事で行き詰まることがあったら、ぜひこのエピソードを思い出してください。
そして、「本当にできる限りの材料を集めたか?」という自問自答をトリガーに、事態のカイゼンを図ってみてほしいのです。
思考優位から、アクション重視へ
正直、文章として書いてみると「なんだそんなことか」となってしまう人も多いのではないかと懸念していますが……。
社会人教育の現場でこの話をするたびに、多くの受講者さんが「本当に目からウロコだった」「この話を聞けたことで実際に仕事のリカバリーができた」「実践的なアドバイスだった」といった感謝のコメントを寄せてくれる実態があります。
アタマでっかちになっている思考優位の状態をほぐし、アクション重視の姿勢を促す大事な話です。何とか、この学びを響かせてほしいと願っています。
浅田 すぐる
「1枚」ワークス株式会社代表取締役
「1枚」アカデミア・プリンシパル
動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰