(※画像はイメージです/PIXTA)

優秀なリーダーは、「部下が成長できる場」をつくり、「強いチームを育てる」ことができる。実業家、投資家、映画プロデューサーなどさまざまな分野で多角的に活躍し、チームで結果を出し続けてきた嶋村吉洋氏が語る「リーダーの極意」とは?

AがダメならB。BがダメでもC。柔軟に手玉を変える

仕事をしていく上で、失敗や想定外の出来事は付きものです。

 

見込んでいた案件が流れたときは、「それはしょうがない」と頭を切り替えて次に進むことも、時には大切なことになります。

 

私の場合、10社に投資して1社うまくいけば万々歳だと思っていますし、10のタスクを走らせて一つがうまくいけばよいと思っています。

 

AがダメならB。

 

BがダメでもC。

 

CがダメでもD。

 

このように考えて、やることに保険をかける。

 

仮にすべてうまくいけば、2倍3倍に過達するようにする。

 

目標を達成するためにやることは、次々と柔軟に変える。

 

しかし、目標には必ず到達する。

 

素人はプロセスにこだわり、プロは結果、成果にこだわります。

 

求めているものを、明確に、具体的に、肯定的に決める。そしてそれを必ず達成する。

 

必ず達成すると決めているから、リスクをとることを楽しみ、自分を律することを楽しむものなのではないでしょうか?

目標は明確に、具体的に、肯定的に決める

私のまわりのリーダーたちを見ていると、目標を失ったとたん、転がるように落ちていったり、一気に老(ふ)け込んだりするように感じます。

 

睡眠・食事・運動・休息が、健康のために必要だとよく言われます。

 

それに私が付け加えるとしたら、明確に、具体的に、肯定的に決めた目標です。

 

あなたが明確に、具体的に、肯定的に決めた目標は何ですか?

 

あなたの部下が明確に、具体的に、肯定的に決めた目標は何ですか?

 

それぞれが明確に、具体的に、肯定的に決めた目標を共有することで、最強の組織になると私は信じています。

 

嶋村 吉洋

実業家

投資家

映画プロデューサー

※ 本連載は、嶋村吉洋氏の著書『うまくいくリーダーだけが知っていること』(きずな出版)から一部を抜粋し、再構成したものです

うまくいくリーダーだけが知っていること

うまくいくリーダーだけが知っていること

嶋村 吉洋

きずな出版

カリスマ経営者、初の出版! 10代で起業、実業家、投資家、映画プロデューサーなどさまざまな分野で多角的に活躍し、 現在は投資家として活動する、実業家・投資家の嶋村吉洋が語る「リーダーの極意」。 チームとは、自分…

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