「声を出す」ことに慣れたら「声をかけて」みる
■第2ステップ
エレベーターに乗ったとき、皆さんはどこに立ちますか?
私は努力して、なるべくエレベーターの階数ボタンの前に立つようにしています。そして、必ずこういうふうに言います。「何階ですか?」と。
言われたほうは、「3階、お願いします」とか、「あ、5階です」と返事をします。そうすると、「はい、3階ですね」「5階ですね」というように答えがスムーズに出せます。これもれっきとした会話ですし、コミュニケーションですね!
こうしたエレベーターでの「何階ですか?」という場面でのやり取りも、声を出す練習にはすごく有効だと思います。
■第3ステップ
ここは少々ハードルが上がるかもしれません。
たとえば、あなたがよく行くコミュニティでもいいですし、会社でもいいです。隣になった人に声をかけてみましょう。
何を話したらいいのか悩むようでしたら、まずは挨拶だけでもしてみましょう。
「おはようございます、○○さん!」「○○さん、そのジャケットすごく素敵ですね」というのはどうでしょうか。
そんな感じの褒め言葉で声をかけられれば、相手も嫌な気はしません。
声かけの3ステップでは、相手に先に言われたら「負け」くらいの気持ちで、自分から声をかけるようにしてみてください。
阿部 恵
合同会社Confill
代表