(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

主要な資産の利回り比較(2022年11月)

■高止まるインフレに対して、米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする多くの中央銀行は、これまで連続して大幅な利上げを実施してきました。そうした中、発表された米国の10月の消費者物価指数が市場予想を下回ったことで、FRBの利上げペースの減速期待が高まり、債券、株式、リートなどの利回りは概ね低下しました。

 

■債券市場では、FRBの利上げペースの減速期待から欧米を中心に幅広く利回りが低下しました。ただし日本では、日銀の大規模な金融緩和政策が維持される中で、2022年度の物価上昇率の見通しが引き上げられたことなどを背景に、国債利回りは若干上昇しました。

 

■株式市場では、FRBの利上げペースの減速期待により株価が上昇し、株式の配当利回りは低下しました。またリート市場では、長期金利の低下や、株式市場の上昇に連れて、リート価格が上昇し、配当利回りは低下しました。

 

代表的な債券利回り、リート・株式の配当利回り

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【主要な資産の利回り比較】米利上げペースの減速期待から利回りが低下(マーケットのプロが解説)』を参照)。

 

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

 

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