メガバンク、国際組織、政府系日本企業まで…なぜウガンダに多額の融資をするのか？

さらに国際開発協会から4億超の融資も。その名目は？

これとは別に、ムサシジ氏は、「国際開発協会からの1億4,000万米ドルの融資要請を提出した。この融資には6,000万米ドルの助成金が付属している。これは、ウガンダ・デジタル加速プロジェクト（UDAP）における資金提供の意味合いがある」と付け加えた。

「このプロジェクトは『高速インターネットへのアクセスを拡大し、政府サービスの効率を向上させ、（プロジェクトが実施される）ホストコミュニティと難民のデジタルインクルージョンを強化する』ことを目的としている」（ムサシジ氏）

同機関から調達するもう一つの融資は、3億3,150万米ドルで、総額2億7,650万米ドルの助成金が付属している。この特別融資は、「電力アクセスのスケールアップ・プロジェクトに資金を提供する」ために使用される予定だ。

ムサシジ氏は、この融資は国全体の電力接続における範囲拡大のために非常に重要であると述べた。「この融資は、一般家庭、企業、工業団地、鉱業部門、公共機関などを対象に、少なくとも100万件の電力接続を促進することを目的としている」。

この2つの融資を合わせると4億7,100万米ドルとなり、スタンダードチャータード銀行が手配した4億6,400万米ドルと合わせると、合計で約3兆5,000億ウガンダ・シリング（9億4,204万1,800米ドル）になる。

委員会は、融資要請を承認または拒否する議会の決定を知らせるために、本件について迅速に処理する予定である。