(※写真はイメージです/PIXTA)

お金に困らないためには、お金を「上手に稼ぐ」・「減らさない工夫をする」・「賢く貯める」という3つの柱が重要であると、企業経営コンサルティングを行う(株)プレジデンツビジョンの代表取締役・石原尚幸氏は指摘します。3つの柱を実践するうえで身につけるべき考え方、方法について、著書『父が子に伝える 13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』から、親と子どもの対話形式で、分かりやすく解説します。

「好きなこと」と「できること」どちらを仕事にする?

「好きだけどできないこと」と「嫌いだけどできること」

世の中の人は、「好きなことを仕事にしなさい!」というでしょ?

 

でも、父さんは、もし、君がお金を稼ぎたいと思うのなら、「好きなこと」を仕事にするのではなく、「できること」を仕事にしたほうがいい、と思っている。

 

その理由を図で説明するね。

 

まず横軸に、好き・嫌いを取る。これは、右に行けば行くほど好き。左に行けば行くほど嫌い。次に縦軸に、できる・できないを取る。これは、上ができること、下ができないこと。そうすると、四つの枠ができるよね。

 

  1. 右上「好き」で「できる」こと
  2. 右下「好き」だけど「できない」こと
  3. 左上「嫌い」だけど「できる」こと
  4. 左下「嫌い」で「できない」こと

 

まず、わかりやすいのが、4.「嫌い」で「できない」こと。

 

これは絶対、仕事にしてはだめだよね。もし、どうしてもやらざるを得ない場面にでくわしてしまったら、そのときはまず人に任せられないかを考える。だから、ここを「他人の窓」と呼ぶ。

 

次に、1.「好き」で「できる」こと。

 

これを仕事にできれば一番稼げるけど、残念ながら、いきなりここにたどり着ける人はほとんどいない。ここは、経験を積んで、ある程度お金を稼げるようになってからたどり着く枠なので、「プロの窓」と呼ぶ。

 

[図表1]黄金の窓(成功の鍵)

 

となると必然的に、2.「好き」だけど「できない」ことか、3.「嫌い」だけど「できる」ことを選ぶことになる。

 

君ならどっちを選ぶ?

 

多くの人は、ここで、②「好き」だけど「できない」ことを選んでしまう傾向にあるんだ。

「好きだけどできない人」は「嫌いだけどできる人」に勝てない

最初にいったように、学校では「好きなことを仕事にしなさい!」って教わるからね。

 

でも、残念なことにこれでは稼ぐことは難しい。

 

「なんで? 好きこそものの上手なれっていうし、好きなことを仕事にしたほうが稼げるんじゃないの?」

 

たしかに。でも、違うんだ。ちょっと想像してみて。

 

仮に、歌が大好きで歌手になろうとするよね。でも、歌はそんなにうまくない…とする。そうするとどうなるか?

 

頑張って努力すれば、もちろん歌手になれる可能性はある。でも、そのときに、たいして歌は好きではないのだけれど、歌がめちゃくちゃうまい子がデビューしたとする。

 

その子はたいして努力もしていないのに歌がうまいのだから、練習するともっとうまくなる。すると、「歌のうまい子」の出番が増え、残念ながら君の出番は減る。出番が減るので歌を歌うスキルは上がらない。スキルが上がらないので、お金を稼ぐことはできない…。

 

シビアな話だけれど、これが現実なんだ。

次ページ子ども「歌が好きな子は歌を歌ってはいけないの?」

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    ※本連載は石原尚幸氏の著書『父が子に伝える 13歳からのお金に一生困らないたった3つの考え方』(三笠書房)より一部を抜粋・再編集したものです

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