(※写真はイメージです/PIXTA)

“同じ条件の家”を買うのに、買い方や情報を知らないために500万円も(ケースによってはもっと)損する買い方をしてしまっていることがあります──宅地建物取引士、建築士などの資格を持ち、不動産業界の第一線で活躍する美馬功之介氏の著書『「中古住宅+リノベーション」を賢くお得に買うための住宅ローンとお金の話 』(同文舘出版)より、「必ず人生にプラスになる住宅購入」となるための知識を一部抜粋しお届けします。

「中古住宅+リノベーション」向き住宅ローンの探し方

Q 「中古住宅+リノベーション」に強い銀行と弱い銀行があるって本当ですか?

 

A はい。リノベーション費用を含む融資に対して、金融機関によって条件が変わります。

 

ネット銀行が「中古住宅+リノベーション」に向かないことは前述しました。担当者がいないネット対応の銀行では中古住宅の購入は不向きです。なおかつリノベーション費用を組み込んだローンには対応できないところがほとんどです。

 

不動産担当者と金融機関の担当者が直接打ち合わせができるところでないとリスクが大きすぎると思ってください。

 

また都市銀行では一部を除いて、「物件価格に対してリノベーション費用は何%まで」とか「リフォーム費用は〇〇万円まで」などと決めているところや「リフォーム費用分は金利が上がる」などの条件を出す金融機関もあります。

 

もともと新築の融資ばかりしていたところは今でもまだ「中古住宅+リノベーション」のローンが整っておらず、物件の担保評価が厳しかったり、頭金や諸経費など手持ち資金があることを条件としているところがほとんどです。

 

一方で、「中古住宅+リノベーション」のローンに力を入れている金融機関もあります。

 

地方銀行やJA(農協)、ろうきんといった金融機関は「中古住宅+リノベーション」購入時にとても活躍してくれます。

 

ただし、これらの「中古住宅+リノベーション」に適した住宅ローンの情報は表に出ていないことが多いので、インターネットでも探しにくいのが現状です。ネットで検索すると、実際には使いにくい「フラット35」関係のリフォーム一体ローンが出てきて、本当に「中古住宅+リノベーション」に強い金融機関の情報は見つけられません。

 

ですので、これらのローン情報のカギになるのはやはり不動産会社です。「中古住宅+リノベーション」に強い不動産会社なら必ず、そういう金融機関と提携した情報を持っています。

 

担当者と相談しながら、金融機関を選択していきましょう。

 

地域によって、または不動産会社によっては金融機関と提携していたり、その会社の得意不得意があるので、相談をしながら不動産会社を見極める重要な要素として検討し、本当に「中古住宅+リノベーション」向きの住宅ローンに対してスムーズに誘導してくれそうかを判断してみましょう。

 

インターネットでもローンの比較がもっと簡単にできるようになれば業者に頼らず情報が得られるかもしれませんが、まだ現状では無理です。ただ、どんどんと「中古住宅+リノベーション」で使いやすい専用のローンが出てきているので、最新情報を探してみましょう。

 

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