(※画像はイメージです/PIXTA)

経済産業省は2022年10月19日、「EV補助金」の予算残高と受付終了時期の見込みを発表しました。終了見込みについては10月11日時点で「10月末」としていましたが、一部については予算の消化状況から「11月上旬」に延ばしています。申請は事前の予想を上回るペースで行われており、できるだけ早期に申請することが重要です。本記事ではこのEV補助金の概要について解説します。

予想を上回るハイペースで申請が進んでいる

申請の受付は2022年4月28日に開始しましたが、以下のように、かなりハイペースで申請がなされ、予算の消化が進んでいます。

 

・7月25日時点:約177億円

・8月29日時点:約126億円

・9月12日時点:約105億円

・9月26日時点:約87億円

・10月11日時点:約65億円

・10月17日時点:約50億円

 

これは、2022年に入ってから大手自動車メーカーが相次いでEVを発売し、その売上が好調であることが影響しています。

手続きの流れ

手続きの流れは以下の通りです。

 

1. 補助対象車両の購入・リースと登録・届出

2. 補助金交付申請書類の提出

3. 補助金交付申請書類の審査(1~2ヵ月程度)

4. 補助金交付決定(確定通知書発行)

5. 補助金交付(確定通知書発行後1週間程度で振込)

7. 車両等の一定期間の保有(3~4年)

 

詳しくは「一般社団法人次世代自動車振興センター」のHPで確認してください。

 

経済産業省は、申請受付の終了時期の見込みについて、「車両」と「外部充電器」については11月上旬、「V2H充放電設備」は10月末と公表していますが、申請の状況によっては早期に受付が終了する可能性もあります。したがって、電気自動車等を購入する予定があるならば、できるだけ早く申請を行うことをおすすめします。

 

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