(写真はイメージです/PIXTA)

相続が発生し、生命保険金を受領した場合、所得税の申告が必要なケースがあります。本記事では、所得税の申告も必要なケースとともに、税金を安く抑える方法について相続に詳しいAuthense法律事務所の堅田勇気弁護士が解説します。

「相続財産から所得が生じるとき」も確定申告が必要

弁護士相談相続した不動産を売却した場合や収益物件を相続した場合などは、所得税が生じますので、確定申告が必要となります。相続が発生したあとは、相続税の申告にスポットがあてられますが、いままで確定申告が不要だった相続人が相続財産を承継したことにより、確定申告が必要となる場合もありますので、事前に税理士に確定申告に必要な書類等の確認をしておくとよいでしょう。

 

まとめ

相続発生後に、税務署に申告するのは、相続税のみではありません。被相続人の準確定申告や相続人自身の確定申告が必要となる場合もあります。

 

相続が生じたあとは、葬儀や市区町村役場への届出等で忙しく、なかなか税金面まで手が回らないこともあるかと思いますので、早めに税理士に相談をして、どの申告が必要となるか確認するようにしましょう。申告期限を過ぎると延滞税等のペナルティが課されることとなりますので、申告の種類及び申告期限を確認したうえで、手続きを進めるようにしましょう。

 

 

堅田 勇気

Authense法律事務所
 

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