標準治療でも活性酸素が発生している?
標準治療では、活性酸素が発生・蓄積してしまうともいわれます。実は、標準治療では活性酸素も利用しています。
たとえば次のような治療です。一部の抗がん剤自身が活性酸素を生成させます。放射線が水分子を活性酸素に変化させて、がん細胞のDNAの損傷を図り(放射線の間接作用)がん細胞を自滅(アポトーシス)へと導きます。両者共に正常細胞にも影響をおよぼします。正常細胞に影響が大きければ、がん細胞へと変化するともいわれますが、p53遺伝子(※)などによりがんへの進展が抑制されます。
※p53遺伝子:細胞がストレスやDNA損傷などの「危険信号」を察知すると活性化するがん抑制遺伝子
「抗酸化物質」ががんの発生や進展を促進する
抗酸化物質により体内の活性酸素を消失させ、酸化ストレスを減少させる戦略は、がんの予防および治療に有望と思われてました。しかしながら、抗酸化物質の補充投与により、がん発生率を有意に増加さてしまう結果が出たため、この戦略は有望ではなくなりました。
細胞ががん化するときには遺伝子の変化やこれに伴う微小環境の変化で活性酸素のレベルが上昇し、増殖の停止や細胞死が引き起こされます。がんの悪性化に関与している分子も存在しており、がん細胞が酸化ストレスを緩和させるため、抗酸化物質の産生を増加させることもしています。
抗酸化物質の産生を抑制(酸化しやすく)することで悪性腫瘍の発生や進展を防ぐこともできる可能性があることも事実ですし、抗酸化物質でがんが進展することもあります。こうなってくると、なにがどうなっているのかとなってしまいますが、抗酸化物質の発現を調節する「NRF2というタンパク質」が頑張ってくれていますのでご安心くださいNRF2の安定化を図るためにも悪玉活性酸素の発生抑制や除去に励みましょう。
保険診療ではありませんが、水素の吸入療法によって必要な活性酸素の除去はせずに、ヒドロキシラジカルの除去が出来るというデータも出てきています。がん細胞ばかりに気を奪われずに頑張ってくれている免疫細胞をバックアップすることも考えていきましょう。水素吸入の料金は1時間3,000円~5,000円程度が多いです。各クリニックのHP等には、1分あたりの水素発生量の記載がないところが多いですが、発生量が重要となります。導入機種によって異なるので確認が必要です。
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