※画像はイメージです/PIXTA

老人ホームへの入居を決めるとき、最初の選択肢となるのが「エリア」です。今の住まいのエリアにするのか、ずっと住んでみたかった場所にするのか、それとも子世帯の住まいの近くにするのか。エリア選択の悩みに老人ホーム選びのコンシェルジュが回答します。※プライバシーに配慮し、実際の事例と変えている部分があります。

老親の意向を汲めればベストだが、総合的な判断が必要

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 質 問 

70歳の父が、母と一緒に老人ホームに入居すると言い出しました。自宅から近いエリアを希望していますが、地方に住む子や孫が頻繁に顔を見に行くのが難しくなってしまいます。地方に来てもらうにはどう説得すればよいでしょうか。

 

 回 答 

高齢になって、知らない土地で暮らすのは不安が大きいと思います。 基本的には地元を望んでいるなら尊重してあげてほしいですが、ご両親の体調によっては緊急呼び出しが続くケースもあります。総合的な判断が必要でしょう。

仕事や趣味がある場合は、居住エリアの変更は難しい

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ひと昔前は、老人ホームというと「郊外」のイメージがありました。しかし、今は都心の高級住宅街やオフィス街にも老人ホームが建てられています。自宅から老人ホームに移り住み、そこから仕事に通っている高齢者も増えてきています。

 

質問者様のお父様が、まだ、お仕事に関わっているなら地方に呼ぶのは難しいでしょう。ご友人と会われたり、趣味を続けたりと考えている場合も、これまでの居住地域から離れるのは得策ではありません。ご両親のどちらか一方が先立たれたとき、近くに知人がいないと寂しい思いをする可能性もあります。

 

お仕事を引退されている場合には、もう一度話し合ってみる必要があるでしょう。質問者様がおっしゃる通り、子や孫が気楽に顔を見に行かれないことははっきり伝えておきましょう。老人ホームによっては、家族や友人が宿泊できる「ゲストルーム」が用意されている場合もありますが、そうでないと、日帰りか、近くのホテルなどに宿泊しなければなりません。「実家」のように気楽に泊りに行かれるわけではないことをわかってもらいましょう。

 

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本連載は、株式会社パセリが運営する「MY介護の広場 老人ホームを探す『高級老人ホーム特集』」内の記事を転載・再編集したものです。

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