体調に不安がある場合は、子世帯の近くがおすすめ
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お子様との距離が離れた場合に、もうひとつ危惧しなければならないのが「緊急呼び出し」です。病気やケガなどで、手術や入院が必要になった際「家族の同意」が必要になるケースがあります。施設側もできる限り手は尽くしてくれますが、病院関係のやりとりは「家族」が基本です。
85歳以上、あるいは持病のある親御さんの場合には、呼び出しの頻度は上がる可能性があります。こうしたケースではお子さんの家から近い施設を選択し、頻繁に会いにいくことで納得してもらうのがよいでしょう。
認知症が疑われる場合は、無理に環境を変えないで
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認知症の症状が現れている場合には、嫌がるのであれば地元から離さないほうがいいでしょう。環境が変わることで、認知症が進むケースもあるからです。散歩などで地元を歩くことで安心感を得られる可能性もあります。
また、かかりつけ医を変更するのを嫌がる場合、主治医に新しいエリアの信頼できる医師を紹介してもらい、申し送りをきちんとすることを伝えてください。高齢になるほど、新しいことや新しい人を受け入れる度量が狭くなりがちです。「無理やり」ではなく、丁寧に説明して理解してもらうようにしてください。
親子だけで話し合うと、こじれる可能性も…
現状、健康面に不安がなく、地元の老人ホームを望んでいる場合には、それを尊重しつつ、体が動かなくなったときにも「この場所」がいいのか、そうなったときには子どもの近くに移り住みたいかも話し合っておく必要があるでしょう。
これまでゆかりのなかった「憧れの土地」に住みたいとおっしゃる高齢者も少なくありません。どの程度の憧れなのか、環境をしっかり理解しているか、終の棲家となることを認識しているかなど、じっくり話を聞いてあげて、本当にそのエリアが望ましいのかを判断しなれければなりません。
いずれにしても親子だけで話すと、お互いの主張をぶつけ合ってしまい話がまとまらなくなりがちです。私たちのようなコンシェルジュに相談いただければ、両者の意見を聞きながら、お互いが納得できる折衷案の提供が可能です。
脇 俊介
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