2022年8月の注目イベント
■米国では8月25~27日にジャクソンホール会議が開催される予定です。同会議はワイオミング州ジャクソンホールにて毎年開催されている経済シンポジウムで、コロナ禍で昨年まではオンライン開催でしたが、3年ぶりに対面で実施される予定です。世界的にインフレ抑制が重要視される中、主要中銀は急ピッチでの金融引き締めを行っています。とりわけ米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9月以降の利上げやインフレ対応についてどのような見方を示すのか大変注目されます。また、17日には7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も公表予定で、どのような議論がなされたのか、こちらにも注目です。
■このほか、世界的に中銀が積極的な金融引き締めを行う中、今月は英国や豪州の他、インドやメキシコ等の中銀が金融政策決定会合を行う予定です。
■日本では、4-6月期のGDP成長率が発表されます。足元で新型コロナウイルスの感染者数が再び爆発的に増加していますが、ウィズコロナの下、一時的に感染者数が落ち着いていた4-6月期の日本経済がどのような状況だったのか、注目です。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『ジャクソンホールにて「米金融政策の行方」はいかに語られるか?【専門家が解説】』を参照)。
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
投資情報グループ