※画像はイメージです/PIXTA

2022年も4月を迎え、はや2週間が経ちました。大学生活の約半分を新型コロナ禍で過ごし、異例づくしのなか就職活動を行った大卒新社会人たちですが、人生で一度きりの初任給を手にする日を楽しみにする気持ちは、通例どおりであることを願ってやみません。ですが、期待には不安もまたつきもの。実際に支出に充てることのできる、気になる手取り金額や、生涯年収予測を新入社員もそうでない方も新年度スタートの機会に確認しましょう。

気になる平均生涯年収の手取り額

手取り約15万円から社会人生活がスタートしますが、企業や組織に勤め続けた場合、生涯年収はいくらになるのでしょうか。男女別に見ていきましょう。

男性の場合、月給が30歳を超えると30万円以上、40歳を超えると40万円以上、50歳を超えると50万円以上となる傾向があります。月給のピークは50~54歳で平均53万5,200円まで達します。

 

 

女性の場合、男性よりも平均賃金が低く、年齢によって正規雇用者から非正規雇用者になる割合が高いためです。やはり同様に、50~54歳で月給はピークを迎え、平均39万9,200円に達します。

 

 

上記のデータに手当分、賞与分を加味して60歳の定年まで働くと仮定して、単純計算します。生涯年収は男性の場合、2億5,497万円。女性の場合1億9,312万円となります。

 

ここで、生涯年収の手取り額も見積りましょう。手取り額は平均して全体の約7~8割となります。つまり、男性の場合、約1億8,000万円。女性の場合約1億9,312万円となります。もちろんこの数値はあくまで予測です。2021年に発足した岸田政権による「所得倍増計画」により、国民の予想を裏切るような右肩上がりの増額が叶うことを期待しましょう。

 

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