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ワンルームマンション投資…営業マンの“甘い誘い文句”
不動産投資初心者にとって、比較的チャレンジのしやすいワンルームマンション投資。営業マンはたくさんのメリットとともに巧みなトークで勧めてきます。しかし、彼らの説明は本当に信じて問題ないのでしょうか。
まずは、ワンルームマンションの営業マンが必ず説明する「三大メリット」をみていきましょう。
【営業トーク①:少額の自己資金で不動産投資にチャレンジできます!】
不動産投資の醍醐味は、自己資金に大きなレバレッジを効かせて投資ができる点です。頭金は不動産価格の10%程度であり、残りは不動産ローンから借りて投資します。
特にサラリーマンは社会的信用があるため、審査が通りやすく、ローンを組む額の割合も高い傾向にあります。
【営業トーク②:生命保険の代わりになります!】
ほとんどの場合で、不動産ローンを借りると「団体信用生命保険」に加入することになります。仮に返済中に亡くなったり、重大な疾病に見舞われたりした場合、保険金で不動産ローンの残債分を返済することができるのです。
結果、借り入れのない不動産を手に入れられることになります。
【営業トーク③:老後の年金の代わりになります!】
不動産ローンを無事完済することができれば、継続的に賃料収入を得ることができます。空室にならない限り毎月得られるため、老後の生活費を賄うことができます。
そのほか、不動産の減価償却費を計上できることによる、節税効果を謳う営業マンもいるでしょう。こうした説明は間違っているわけではありませんが、すべて諸刃の剣。メリットから一転、リスクにもなりかねません。