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マネックス証券は、マネックスカードで投信積立をするとポイントを1.1%還元するサービスを2022年2月25日から始めると発表して、注目を集めています。
少しでも高いポイント還元率を求めて、投資信託を他社に移す動きが見られるなか、マネックス証券も移換先候補の一つに挙げられます。
この記事でマネックス証券への入金方法をマスターして、新たな取引を始める準備をしましょう。
〈目次〉
1.「即時入金」は主要な銀行からオンラインで24時間入金可能
2.「定期自動入金サービス」なら手間をかけずに積立投資が可能
Q1. コンビニのATMからマネックス証券に入金できますか?
はじめに:マネックス証券の入金方法の一覧
マネックス証券への入金方法は、「即時入金」「定期自動入金サービス」「銀行振込」の3種類あります。比較表で概要をつかみましょう。
マネックス証券の入金方法3つの比較表
①即時入金 | ②定期自動入金サービス | ③銀行振込 | |
---|---|---|---|
入金手段 | ネット | 自動 | ATM・窓口 ・ネット |
買付余力への 反映までの時間 |
即時 | 10日程度 | 15分程度 ※混雑状況による |
利用可能時間 | 24時間 | 自動入金 | 金融機関による |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 自己負担 |
初回手続き | 口座振替契約 | 口座振替契約 | 振込用口座の申込 |
利用可能な 金融機関 |
16の銀行 | 全国の金融機関 | 全国の金融機関 |
解説ページ | 解説を見る | 解説を見る | 解説を見る |
ちなみに、以前はこの3つの方法に加えて、「マネックスセゾンカード」で全国のセブン-イレブンなどにあるATMで入出金ができましたが、2021年の11月でサービス終了になりました。
現在発行されている「マネックスカード」はクレジットカードなので、ATMで入出金はできません。ご注意ください。
証券会社の入金方法を選ぶポイント
マネックス証券に限らず、証券口座への入金方法を選ぶときは、主に次の項目をチェックして、自分に合った方法を選びましょう。
■証券会社の入金方法を選ぶポイント
- 入金手段(ネットやATMなど)
- 買付余力への反映までの時間
- 手数料
- 利用可能時間
- 提携金融機関の口座を持っているか
株価は日々変動しているので、チャンスと思ったときに証券口座に購入資金がなかった場合、早く入金できないと、取引機会を逃してしまいます。
そのため、パソコンやスマホから簡単に入金できて、なるべく取引コストが安い方法を選ぶことがポイントです。
次の章からは、マネックス証券の3つの入金方法を、手間やスピード、手数料、利用できる金融機関などの視点から見ていきます。
1.「即時入金」は主要な銀行からオンラインで24時間入金可能
即時入金とは、マネックス証券にログイン後、提携している銀行口座に遷移し、提携先のネットバンキングのシステムを利用してオンラインで入金依頼する方法です。
■「即時入金」が向いている人
- メガバンクや主要ネット銀行の口座を持っている人
- 今すぐ入金したい人
- 振込手数料をかけたくない人
- デイトレーダーなど
1.1. 即時入金が利用できる提携銀行
即時入金を利用するには、次の16の銀行のどこかと「口座振替契約」を結ぶ必要があります(住信SBIネット銀行とソニー銀行は不要)。
■マネックス証券で即時入金ができる銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行 ※口座振替契約は不要
- ジャパンネット銀行
- ソニー銀行 ※口座振替契約は不要
- auじぶん銀行
- イオン銀行
- 香川銀行
- 静岡銀行
- 荘内銀行
- 北都銀行
ご覧のように、マネックス証券の即時入金は、みずほ銀行をはじめとしたメガバンクや、ゆうちょ銀行、主要なネット銀行、一部の地方銀行に対応しています。
1.2. 即時入金のメリット
即時入金は、手数料無料で土日祝日も含めて24時間いつでも入金できます(メンテナンス時間を除く)。
入金指示後、即時に買付可能額に反映され、取引までのタイムラグがほぼないので、売買機会を逃しません。
1.3. 即時入金のデメリット(注意点)
提携金融機関の口座を持っていないと利用できません。しかし、メガバンクや主要なネット銀行、一部の地方銀行に対応しています。
また、マネックス証券や提携金融機関のメンテナンス時間は利用できません。ただし、株式取引に影響を与えない時間帯に行われるので、ご安心ください。
1.4. 即時入金の手順
マネックス証券にログイン後、上部にあるオレンジ色のメニューの「入出金」をクリックすると、次のような入出金方法を選ぶ画面が表示されます。
左上にある緑色の「即時入金指示(インターネットで入金)」をクリックすると、次のような金融機関を選択する画面が表示されるので、利用する金融機関を選びましょう。
住信SBIネット銀行とソニー銀行以外は、初回利用時のみオンライン上で「口座振替契約」を結ぶ必要があります。
その際、銀行の支店番号、口座番号などの基本情報がわかるようにしておくと、スムーズに手続きを進められます。
口座振替契約を結ぶと、金融機関選択の画面で「契約済の金融機関」に表示されるので、2回目以降の利用はここから選べます(契約は複数の金融機関と結べます)。
契約済の金融機関をクリックすると、次のような入金額を入力する画面になります(ここでは「楽天銀行」を選択)。金額を入力したら、「次へ(入力内容確認)」をクリックします。
内容を確認したら、「実行する」をクリックしましょう。
次のように「入金指示が完了しました」と表示されたら、無事に入金ができたことになります。
ちなみに、口座の残高は、上部にあるオレンジ色のメニューの「保有残高・口座管理」から確認できます。
2.「定期自動入金サービス」なら手間をかけずに積立投資が可能
定期自動入金サービスとは、指定した金融機関から原則毎月27日に引落しを行い、翌月の7日を基準とした翌営業日にマネックス証券の総合口座に入金してくれるサービスです。
■定期自動入金サービスが向いている人
- 給料から一定額を投資に回したい人
- 自分で入金するのが手間な人
- 毎月積立投資をしている人
2.1. 定期自動入金サービスが利用できる金融機関
都市銀行、ネット銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行、信用金庫、労働金庫など、全国の金融機関が引落口座として利用できます。手数料は無料。
2.2. 定期自動入金サービスのメリット
マネックス証券の定期自動入金サービスを利用すれば、自分で入金手続きをする手間を省けます。
これにより、毎月積立投資をしている人などは、証券口座内の資金が不足していて今月は積立てができなかった…というミスもなくせます。
仕組みは簡単。
あなたの給与口座を引落口座に設定しておけば、給料日(20日や25日)のあとの27日に引落しされ、翌月の7日を基準とした翌営業日(8日や9日)にマネックス証券の口座に入金されます。
そして、マネックス証券の「投信つみたて」や「つみたてNISA」を利用し、たとえば毎月10日に一定の金額を買付けるように設定しておけば、資金移動から買付までを完全自動化できます。
なお、マネックスの証券のつみたてNISAの買付タイミングは、「毎月・毎日」の2種類から選べます。
毎月の買付日は自分で決められるので、定期自動入金サービスと連動させる場合は、入金されたあとの「10日」などに設定しておくことをおすすめします。
2.3. 定期自動入金サービスのデメリット(注意点)
引落日が給料日(20日や25日)のあとの27日に設定されているのはいいのですが、マネックス証券の総合口座に入金されるまで10日間くらいかかります。
2.4. 定期自動入金サービスを利用する流れ
マネックス証券にログイン後、上部にあるオレンジ色のメニューの「入出金」をクリックすると、次のような入出金方法を選ぶ画面が表示されます。
緑色の「定期自動入金申込」をクリックすると、次のような「定期自動入金申込状況・履歴」の画面が出てきます。
「定期自動入金の申込」から申請をしましょう。
3.「銀行振込」なら全国の銀行から入金可能
銀行振込は、マネックス証券から指定された「専用の入金用銀行口座」に振込む方法です。
■銀行振込が向いている人
- 買い物のついでに銀行の窓口やATMで振り込みをしたい人
- 自分がよく利用している銀行から振り込みをしたい人
3.1. 銀行振込が利用できる金融機関
銀行振込は、全国どこの銀行からでも振り込み可能です。
3.2. 銀行入金のメリット
全国どこの銀行からでも振り込めるので、買い物のついでに銀行の窓口やATMから振り込んだり、自宅のPCで普段利用しているネット銀行から振り込んだり、自由度が高いのがメリットです。
ただし、銀行の振込人名義とマネックス証券の口座の名義は同じにする必要があります。
3.3. 銀行入金のデメリット(注意点)
振込手数料は自己負担になります。1回の手数料は少額でも、回数が多くなると金額が大きくなるので、なるべく振込手数料が無料になる条件がある銀行を利用することをおすすめします。
また、入金から証券口座の買付余力への反映には、混雑状況にもよりますが、15分程度かかります。そのため、今すぐ入金して株式の注文をしたい場合は、即時入金のほうがおすすめです。
3.4. 銀行振込を利用する方法(入金先口座の確認方法)
銀行振込を利用するための特別な手続きは不要です。ただし、口座開設申込時に、次の4行のなかから入金先金融機関を選ぶ必要があります。
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
同じ銀行どうしのほうが振込手数料は安いので、上記4行の口座を持っていれば、同じ銀行を選択することをおすすめします。
なお、入金先の銀行の口座番号は、ログイン後、「MY PAGE」>「保有残高・口座管理」>「登録内容の確認・変更」>「登録情報照会」の順に進むと、「入金先金融機関」の項目があるので、ここで確認できます。
3.5. 入金先銀行の変更方法
メインバンクを変更したときなど、入金先銀行を変更したい場合は、郵送で依頼する必要があります。
ログイン後、「MY PAGE」>「保有残高・口座管理」>「手続き書類請求」の順に進むと、真ん中に「入出金」の項目があるので、ここから手続き書類を郵送請求します。
4. マネックス証券の入金方法に関するよくある質問5つ
最後に、マネックス証券の入金方法に関するよくある質問に5つ回答します。疑問はここで解消しておきましょう。
Q1. コンビニのATMからマネックス証券に入金できますか?
振り込みに対応しているATMを設置しているコンビニであれば、通常の「銀行振込」で入金可能です(手数料は自己負担)。
Q2. 即時入金が反映されない場合、どうすればいいですか?
入金処理中にログアウトした場合などは、入金が反映されないことが稀にあるようです。対応方法は、振込元の金融機関の残高が減っているか否かによって、次の2つがあります。
- 残高が減っていない場合:改めて入金指示をする。
- 残高が減っている場合:マネックス証券が口座に反映する「10時30分ごろ」または「15時ごろ」に改めて確認する。
Q3.「ドル」での入金方法はありますか?
外貨を入金するには、次の2つの方法があります。
- 外貨での振込入金
- 新生銀行口座からの入金
詳しくは、マネックス証券の公式サイト「外貨の入金はできますか?」をご覧ください。
Q4. マネックス証券と相性がいい、おすすめの銀行口座はどこですか?
即時入金の場合は、口座振替契約が不要な「住信SBIネット銀行」もしくは「ソニー銀行」が簡単です。
定期自動入金サービスの場合は、自分の給与口座の銀行。
銀行振込であれば、入金先金融機関の選択肢にある「三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行」のなかから選んでおくと、振込手数料が抑えられます。
Q5. 入金にかかる時間はどれくらいですか?
即時入金の場合は、ほぼリアルタイム。
定期自動入金サービスの場合は、原則毎月27日に引落しされ、翌月の7日を基準とした翌営業日に入金されるので、10日程度。
銀行振込の場合は、混雑状況によって異なりますが、15分程度かかります。
5.「マネックス証券の入金方法」まとめ
この記事では、マネックス証券の3つの入金方法について解説しました。手間がかからず、最もおすすめの方法は、即時入金です。
冒頭で紹介した比較表を改めて載せておくので、整理にお役立てください。
①即時入金 | ②定期自動入金サービス | ③銀行振込 | |
---|---|---|---|
買付余力への 反映までの時間 |
即時 | 10日程度 | 15分程度 ※混雑状況による |
利用可能時間 | 24時間 | 自動入金 | 金融機関による |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 自己負担 |
初回手続き | 口座振替契約 | 口座振替契約 | 振込用口座の申込 |
利用可能な 金融機関 |
16の銀行 | 全国の金融機関 | 全国の金融機関 |
自分に合った入金方法を検討して、マネックス証券で取引を始めましょう。
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