一部の投資家の間で「マネックス証券の株式手数料は高い」と言われていましたが、2022年3月に11年ぶりに値下げを実施。主要ネット証券と同水準になり、取引しやすくなりました。米国株の手数料なども含めて解説します。
マネックス証券のお得になった「株式手数料」…2つのコースの選び方

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主要ネット証券の一つ、マネックス証券。

 

2022年3月22日の約定分より、国内株式の現物取引手数料(取引毎手数料コース)が他社と同水準に引き下げになり、取引しやすくなりました。

 

「マネックス証券の手数料は高い」

「米国株に強いマネックス証券の手数料を知りたい」

「そもそも、マネックス証券の手数料ってどうなの?」

 

と思っていた方は、本記事を最後まで読むことで、マネックス証券の手数料のことが一気にわかるようになります。

 

証券会社出身で、マネックス証券のユーザーでもあるSGO編集者が、投資初心者にもわかりやすく解説します。

 

はじめに:マネックス証券の現物取引手数料が主要ネット証券と同水準に引下げ!

マネックス証券の現物取引手数料が主要ネット証券と同水準に値下げ
(引用:マネックス証券

 

マネックス証券は、2022年3月22日約定分より、国内株式の「取引毎手数料コース」の現物株式手数料を従来の約半分の水準に引き下げました(IFAとコールセンター手数料は対象外)。

 

マネックス証券の新しい手数料
(引用:マネックス証券

 

値下げは11年ぶりで、マネックス証券の手数料は主要ネット証券と同水準になり、取引しやすくなりました。

 

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1. マネックス証券の2つの国内株式手数料コースの概要

東京証券取引所の写真
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

マネックス証券の国内株式取引の手数料プランには、「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の2種類があります。

 

結論からお伝えすると、この2つのプランには次のような特徴があり、自分の投資スタイルに合ったほうを選ぶことで、必要以上の手数料を払わなくて済みます。

 

手数料コース 特徴・向いている人
取引毎手数料コース
※3月22日値下げ
  • 「1回の約定金額」ごとに手数料がかかる
  • 「約定金額」と「取引回数」の両方が少ない人向け 
  •  株価が1万円を超える「値がさ株」の取引をする人向け
一日定額手数料コース
  • 「1日の約定金額の合計」に対して手数料がかかる
  • 「約定金額」もしくは「取引回数」のどちらかが多い人向け 
  •  少額の取引を何回もする人向け

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

2. マネックス証券の「取引毎手数料コース」は1注文の約定金額で手数料が決まる

マネックス証券の「取引毎手数料コース」
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「取引毎手数料コース」は、1注文の約定金額に対して手数料が決まるコースです。

 

■「約定(やくじょう)」とは

 

「約定」は株式の注文が成立することをいい、そのときの売買代金のことを「約定代金」といいます。たとえば、ガストやジョナサンなどのファミリーレストランで使える株主優待が人気のすかいらーくホールディングスの株式を1,600円で200株買ったときの約定代金は、1,600円×200株=320,000円となります。

 

 

2.1. 取引毎手数料コースの手数料一覧

早速、マネックス証券の「取引毎手数料コース」の手数料を、「現物取引」と「信用取引」に分けて紹介します。

 

■現物取引の手数料

取引毎手数料コースの現物株の手数料
(引用:マネックス証券

 

ご覧のように、1注文あたりの約定代金が増えると手数料も高くなることがわかります。

 

■信用取引の手数料

(引用:マネックス証券)
(引用:マネックス証券

 

取引毎手数料コースの信用取引では、1注文の約定金額が50万円超の場合は一律385円(税込)になります。ただし、一般信用取引における「ワンデイ信用」、つまり当日中に反対売買をする場合は、手数料無料です。

 

一般信用取引のデイトレードの手数料が無料になるのは大きいですが、入金している金額の約3倍の取引ができる信用取引を始めるには投資経験などの審査が必要なうえ、取引コストもかかります。

 

そのため、信用取引は投資経験を積んでからチャレンジするようにしましょう。

 

マネックス証券では、信用取引でETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)・ETN(指数連動証券)を売買するときの手数料は無料です。

 

 

2.2. 取引毎手数料コースの手数料を事例で解説

先ほど挙げたすかいらーくの株式を1,600円で200株まとめて買ったときの1回の約定代金は、320,000円でした。これを、上記の表にあてはめて手数料を調べてみましょう。

 

すると、現物取引の場合は「20万円超50万円以下」のテーブルに入り、手数料は275円になります。また、信用取引の場合は「20万円~50万円以下」のテーブルに入り、手数料は198円になります。

 

しかし、100株だけ現物取引で買う場合の約定代金は160,000円になり、「10万円超20万円以下」にテーブルに入って手数料は115円になります。

 

そのため、取引毎手数料コースですかいらーくの株式を「200株」買う場合は、2回に分けて注文したほうが、手数料は230円(=115円×2回)で済み、1回でまとめて買う場合の手数料275円より安くなります。

 

このように、取引毎手数料コースは、「1回の約定代金」がどこのテーブルに入るかによって手数料が変わることを覚えておきましょう。

 

余談になりますが、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの株式をマネックス証券の取引毎手数料コース(現物取引)で買う場合も見てみましょう。

 

オリエンタルランドの株価は大体23,000円くらいなので、約定代金は2,300,000円(=23,000円×100株)となります。そして、現物株取引の場合は「150万円超3,000万円以下」のテーブルに入り、手数料は1,013円になります。

 

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3. マネックス証券の「一日定額手数料コース」は1日の約定代金の合計で手数料が決まる

マネックス証券の「一日定額手数料コース」
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

一日定額手数料コースは、1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算するコースです。

 

 

3.1 一日定額手数料コースの手数料一覧

「一日定額手数料コース」の手数料は、1日に何回取引しても、約定代金の合計が次の範囲内なら手数料は定額です。

 

ちなみに、先ほどの取引毎手数料コースと違い、一日定額手数料コースの現物取引と信用取引の手数料は同じ。1日で両方の取引をした場合は、約定金額の合計で手数料が決まります。

 

■一日定額手数料コースの手数料

約定金額の合計 手数料(税込)
100万円以下 550円
300万円以下 2,750円
600万円以下 5,500円
以降、300万円増えるごとに 2,750円ずつ増加

※ 取引回数に応じて増加額は異なる

 

ご覧のように、一日定額手数料コースは、約定金額の合計が600万円を超えると、300万円増えるごとに2,750円ずつ加算されます(手数料は取引終了後に引かれます)。

 

この約定金額300万円ごとの売買をマネックス証券では「ボックス」という単位で呼んでおり、月間に何回ボックスを利用したかに応じて、次月より約定代金300万円ごとの加算額「2,750円」が次のように安くなります。

 

月間利用ボックス数 300万円ごとの取引手数料(税込)
1回から20回まで 2,750円
21回から120回まで 2,475円
121回から 1,815円

 

少しわかりにくいかもしれませんが、一日定額手数料コースは、1日の取引回数が多くなると手数料が優遇される、ということを押さえておけば大丈夫です。

 

マネックス証券の一日定額手数料コースでは、1日のうちに同一銘柄を「買い⇔売り」の日計り取引をすると、片道分の手数料が翌日にマネックスポイントで還元されます。つまり、実質的に片道だけの手数料でデイトレードができます。

 

 

3.2. 一日定額手数料コースの手数料を事例で解説

先ほどの取引毎手数料コースと同様、すかいらーくとオリエンタルランドの株式をマネックス証券の「一日定額手数料コース」で買う場合の手数料を調べてみましょう。

 

すかいらーくの株価が1,600円だとすると、1日で100株買う場合も200株買う場合も、1日の約定代金は100万円以下に収まるので、手数料は550円になります。

 

また、オリエンタルランドの株価が23,000円だとすると、1日の約定代金は300万円以下に収まるので、手数料は2,750円になります。

 

ちなみに、取引毎手数料コースの場合の手数料は、すかいらーくを100株買う場合は115円、オリエンタルランドを100株買う場合は1,013円でした。そのため、1注文あたりの約定代金で手数料が決まる一日定額手数料コースを選んだほうが、手数料は安く済むことになります。

 

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4.「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」…比較と選び方の目安

「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の比較と選び方の目安
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」を別々で見てきましたが、ここでは2つのコースを比較し、選び方の目安についてお伝えします。

 

 

4.1. 2つの手数料コースの比較

早速、2つの手数料コースを合わせた表を見てみましょう。

 

■2つの手数料コース比較

「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の比較
(引用:マネックス証券)

 

これを見ると、約定金額がいくらまでならどちらの手数料コースのほうが安いかが一目瞭然です。

 

 

4.2. 2つの手数料コースの選び方の目安

「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」は併用できず、変更は「月単位」でしかできません。

 

そのため、自分の取引スタイルに応じて、どちらのコースを選ぶかをあらかじめ決めておく必要があります(変更方法は5章で解説)。

 

マネックス証券の国内株式手数料を比較する場合は、「約定金額」と「取引回数」の2つの要素が絡んでくるので、Aというケースは「取引毎手数料コース」、Bというケースは「一日定額手数料コース」が安くなる、というような絶対的な基準はありません。

 

しかし、「こちらのコースのほうが安くなるケースが多い」という目安はあります。

 

以下がその目安で、1日の約定金額の合計によって、どちらのコースのほうが安くなる傾向があるかがわかります。

 

■2つの手数料コースの選び方の目安

 

1日の約定金額の合計が、

  • 50万円以下の人:取引毎手数料コース
  • 100万円以下の人:一日定額手数料コース
  • 300万円以下の人:大きな差はなし

 

あなたのこれまでの取引スタイルや、これからマネックス証券でどれくらいの頻度で株式取引をしたいかに応じて、どちらかの手数料コースを選びましょう。

 

なお、以下のタブを開くと、1日の約定金額合計(「取引回数」と「1日の約定金額」)ごとに、2つのコースのどちらの手数料のほうが安いかをマネックス証券がシミュレーションした結果を見ることができます。興味がある方は、参考にしてください。

 

1日の約定金額に応じた手数料シミュレーション

 

■1日の約定金額の合計が「50万円」以下の場合

1日の約定金額の合計が「50万円」以下の場合の手数料シミュレーション

 

■1日の約定金額の合計が「100万円」以下の場合

1日の約定金額の合計が「100万円」以下の場合の手数料シミュレーション

 

■1日の約定金額の合計が「300万円」以下の場合

1日の約定金額の合計が「300万円」以下の場合の手数料シミュレーション

 

 

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5. マネックス証券の手数料コースの確認方法と変更手順

マネックス証券の手数料コースの確認方法と変更手順
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

繰り返しになりますが、「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」は併用できません。また、変更は「月単位」でしかできません。

 

ここでは、現在の手数料コースを確認し、変更する手順を、実際のPC画面で解説します。

 

 

5.1. 現在の手数料コースの確認方法と変更手順

確認と変更は、一緒の画面で行えます。まず、マネックス証券にログインしたあと、「MY PAGE」の「登録情報」をクリックしましょう。

 

「MY PAGE」の「登録情報」をクリックする

 

次に、ページ内リンクの「手数料コース情報」をクリックします。

 

「手数料コース情報」をクリックする

 

そして、手数料コース情報の「手数料体系表示」をクリックします。

 

「手数料体系表示」をクリックする

 

お客様の株式売買手数料コースの「現在の手数料コース」で、現在のコースが確認できます。そして、変更する場合は、「手数料コース変更」をクリックします。

 

現在の手数料コースと変更方法

 

「変更後手数料コース」のうち、「取引毎手数料コース」もしくは「一日定額手数料コース」のどちらかを選択し、オレンジ色の「次へ(変更内容確認)」ボタンをクリックします。

 

手数料コース変更

 

すると、確認画面が表示されるので、「実行する」をクリックしたら変更完了です。

 

手数料コース変更の確認画面

 

 

5.2. 手数料コース変更の適用タイミング

マネックス証券の手数料コースを変更する場合は、当月の最終営業日15時29分までに変更する必要があります。

 

もし3月31日が日曜日の場合、マネックス証券の営業日である3月29日の金曜日の15時29分までに変更手続きをしないと、来月から新しいコースが適用されません。

 

また、月中に変更しても、明日から1ヵ月間の手数料が変わるわけではないので、ご注意ください。

 

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6. マネックス証券の国内株式手数料を主要ネット証券と比較

冒頭で、マネックス証券の手数料が主要ネット証券と同水準に引き下げになったとお伝えしました。

 

ここでは実際に、マネックス証券に加えて、口座数が多いSBI証券、楽天証券、auカブコム証券の4社の1注文ごとの国内株式手数料(税込)を比較してみましょう。

 

※SBI証券と楽天証券は、2023年10月より手数料無料

 

■主要ネット証券の国内株式手数料(現物取引)

約定金額 マネックス証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券
5万円以下 55円 55円 55円 55円
10万円以下 99円 99円 99円 99円
20万円以下 115円 115円 115円 115円
50万円以下 275円 275円 275円 275円
100万円以下 535円 535円 535円 535円
150万円以下 640円 640円 640円 ~1,584円
3,000万円以下 1,013円 1,013円 1,013円 ~4,059円
3,000万円超 1,070円 1,070円 1,070円 4,059円

※auカブコム証券の約定金額100万円超の手数料の計算方法は、「約定金額×0.099%+99円」

 

ご覧のように、国内株式手数料(現物取引)は各社横並びで、手数料だけでは差別化しにくくなりました。

 

そのため、どこの証券会社で取引するかを決める際は、取引ツールの使いやすさや貯まるポイント、サポート体制、iDeCoやつみたてNISAなどの他のサービスも含めて総合的に判断するようにしましょう。

 

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7. 米国株などマネックス証券のその他5つのサービス手数料

前章までは、マネックス証券の国内株式取引手数料を中心に説明してきました。ここでは、個人投資家が取引する機会が多いと思われる、その他5つのサービスのマネックス証券の手数料を簡単に見ていきます。

 

7.1.「ワン株(単元未満株)」の買付手数料は無料

マネックス証券のワン株の手数料
(引用:マネックス証券

 

通常、国内株式は100株単位(単元株)でしか買えませんが、マネックス証券の「ワン株」なら、単元株未満の1株から有名企業の株式を買うことができます。

 

マネックス証券のワン株(単元株未満)の買付手数料は無料なので、投資初心者でも少額から気軽に株式投資を始められます。

 

ただし、売却時には約定代金の0.55%の手数料(最低手数料52円)がかかります。

 

7.2.「投資信託」の申込手数料はすべて無料

投資信託の費用には、大きく分けて「申込手数料」と「信託報酬(投資信託の運用や管理にかかる費用)」があります。

 

マネックス証券は、申込手数料(販売手数料)が無料の「ノーロード」のファンドしか扱っていないので、投資信託の購入費用は無料です。

 

ただし、信託報酬はファンドによって決められているので、マネックス証券で買っても他社で買っても同じコストがかかります。

 

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7.3.「米国株取引」の手数料は0円より

マネックス証券の米国株取引の手数料
(引用:マネックス証券

 

マネックス証券は米国株取引が強みで、5,000銘柄超の銘柄を購入できます。

 

基本手数料は約定代金の0.495%(税込)で、最低0米ドル~最大22米ドル(税込)となっています。ただし、売却時のみ「現地取引費用」がかかります。

 

7.4.「米国ETF」の9銘柄の買付手数料を実質無料化

ETF買付手数料実質無料化
(引用:マネックス証券

 

いきなり米国の個別株式を取引するのはハードルが高い、と思う人におすすめなのが「米国ETF」です。

 

マネックス証券では「USAプログラム(キャンペーンの一種)」を常時開催しており、以下の9本の米国ETFに限り、買付手数料が翌月にキャッシュバックされ、実質無料で購入できます。

 

■買付手数料無料の米国ETF

 

  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • バンガード・S&P500ETF(VOO)
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)
  • SPDR S&P500 ETF(SPY)
  • ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
  • ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(DHS)
  • ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(DLN)
  • ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(DGRW)


上の3つの「バンガード」シリーズは、世界最大級の運用会社バンガード社が運用しているETFです。平均経費率は0.07%と、業界の平均経費率0.27%に対して3分の1以下の低コストを実現しているのが最大の特徴となっています。

 

米国籍ETFの平均経費率比較
(出所:マネックス証券

 

なかでも「VTI」は、米国株式市場で投資可能な約4,000銘柄に広く分散投資できるETFで、お笑い芸人・厚切りジェイソン氏が著者で紹介したことでも話題になった人気の銘柄です。

 

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7.5.「中国株取引」の手数料は約定金額の0.275%

マネックス証券は中国株も扱っており、香港証券取引所に上場している2,000超のほぼすべての銘柄を購入できます。

 

基本手数料は約定代金の0.275%(税込)で、最低49.5香港ドル~最大495香港ドル(税込)となっています。

 

\米国株取引(株式・ETF)や中国株取引もお得/

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8.「マネックス証券の手数料」まとめ

この記事では、マネックス証券の国内株式手数料を中心に解説しました。

 

改めて2つの手数料プランを整理すると、次のようになります。

 

■マネックス証券の2つの手数料コース

「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の比較
(引用:マネックス証券)

 

最後に、この記事のポイントをまとめておきます。

 

■マネックス証券の国内株式手数料のポイント

  •  1日の約定代金が50万円までの取引が多い人は「取引毎手数料コース」
  • 「値がさ株」を買うなら「取引毎手数料コース」
  •  1日の約定代金が100万円までの取引が多い人は「一日定額手数料コース」
  •  少額の取引を何回もする人は「一日定額手数料コース」
  •  来月から手数料コースを変更する場合は、当月の最終営業日の15時29分までに手続きをする


マネックス証券は、株式取引だけでなく、つみたてNISAをマネックスカードで決済するとポイントが1.1%還元されたり、iDeCoでは低コストのインデックスファンドを取り揃えていたり、資産形成にもおすすめの証券会社です。

 

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