無駄な保険料をカット?契約前に知っておきたい「公的保障」 (※画像はイメージです/PIXTA)

保険に加入すると決めたとき、「保障をいくらにするか」は悩みどころです。金額が多ければ安心感は増すものの、必要以上に大きな保障はムダに保険料を払っているのと同じです。どのように考えればいいのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの長尾義弘氏と横川由理氏が『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)で解説します。

オンラインの時代がやってきた

ライフネット生命の創業から、約16年。ネット上で契約できる保険会社が増えてきました。とくに、新型コロナウイルスは、保険のあり方や相談方法にも大きな影響があったといえるでしょう。

 

これまでは、保険会社や保険ショップの営業員と話しながら、商品を選んだのですが、「オンライン」で相談から契約まで完結する時代がやってきました。2020年からオンライン専用の保険相談会社も新しくできています。

 

いずれにしても、相談方法による違いはありませんが、対面のほうが相手に親近感を覚えやすい面があります。

 

オンライン相談

 

では、AIに相談したらどうでしょうか? ドコモと東京海上日動火災保険は、「AIほけん」を運営。このサービスは、簡単な質問への回答と、登録済みのプロフィールや、各種サービスの利用状況などに基づき、AIが11種類の保険・サービスから商品を提案してくれます。

 

私が勧められたのは、「傷害保険」「損害賠償保険」「持ち物保険(持ち物の盗難や破損)」「がん保険」「介護保険」の5種類。保障額が小さいので、保険料は全部で4430円でした。しかし、加入中の商品との重複を把握できませんし、「この人は保険はいらない」という選択肢はないでしょう。

 

AIで保険相談ができる

保険証券をアプリで管理できる

みなさんは加入中の保険をどのように管理していますか? 家族全員がどんな保険に入っているのか、詳しくは覚えていない人がほとんどではないでしょうか。保険証券管理アプリ「GOESWELL」は、アプリ上で、保険を一元管理。その保険に加入した目的や、何が不足しているかなどをビジュアルで確認することができます。さらに、保険期間や保険料も一括で把握できるため、家計管理にも有効だといえるでしょう。家族間で情報を共有することで、いざというときに慌てなくても大丈夫そうですね。

 

保険市場が提供しているアプリ「folder」は、保険の比較や、保険証券の管理、給付金の請求まで、サポートしてくれます。保険証券をスマホで撮影するだけで、データ化してくれるため、紛失時にも安心です。

 

保険証券管理アプリ「folder」

 

ですが、これらのアプリを提供しているのが、保険代理店であることを忘れてはいけません。保険の加入状況などの情報は、保険を提案するうえで、喉から手が出るくらい手に入れたい情報なのです。

 

ネット生保からスマホ生保へ

ファイナンシャルプランナー
AFP
日本年金学会会員

大学卒業後、出版社に勤務。いくつかの出版社の編集部を経て、1997年に「NEO企画」を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生みだす。お金のしくみ、保険のカラクリについての得する情報を発信している。

著書には『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『かんたん!書き込み式 保険払いすぎ見直しBOOK』(河出書房新社)、『コワ~い保険の話』(宝島社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)が、監修には年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』などがある。

【ホームページ:http://neo.my.coocan.jp/nagao/

著者紹介

FPエージェンシー代表
CFP®
MBA(会計&ファイナンス)
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

生命保険会社での勤務を通じて、買う立場の人が不利にならない説明をする人が必要だと痛感。ファイナンシャル・プランニングの教育業界に飛び込む。

現在は、大学や企業、マネーセミナーの講師をはじめ、執筆など幅広く活動中。

著書には『2022〜2023年版保険 こう選ぶのが正解!』(実務教育出版)、『大切な人を亡くしたあとのお金のこと手続きのこと』(河出書房新社)が、監修には年度版シリーズ『良い保険・悪い保険』などがある。

【ホームページ:https://fp-agency.com/

著者紹介

連載人生100年時代の「保険選び」の最新バイブル

NEWよい保険・悪い保険2022年版

NEWよい保険・悪い保険2022年版

長尾 義弘
横川 由理

徳間書店

人生100年時代といわれるほど人の一生は長くなりました。しかし長生きになることによって、新たなリスクが生じています。それは「生きるリスク」です。80~85歳の27%が要支援・要介護、85歳以上だと59%超というデータがあるよ…

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