保険の営業に注意!甘い言葉には…どこで契約するのが正解か? (※画像はイメージです/PIXTA)

なぜ外貨建て保険を勧めてくるのでしょう? それは、銀行にとって外貨建て保険の販売手数料が円建ての保険や投資信託よりも大幅に高いからです。甘い言葉にはウラが…、こんな営業には注意が必要です。ファイナンシャルプランナーの長尾義弘氏と横川由理氏が『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)で解説します。

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外貨建て保険と変額保険は本当にお得か?

なぜ外貨建て保険を勧めてくるのでしょう? それは、銀行にとって外貨建て保険の販売手数料が円建ての保険や投資信託よりも大幅に高いからです。

 

窓口で、「定期預金の金利は0.001%ですが、外貨建て保険なら3%と高いのです」とも言われます。

 

しかし、預金は全額が運用されますし、全額を引き出すことができます。

 

一方、外貨建て保険は、販売手数料、保険会社の費用と利益、両替手数料などを差し引いた後の資産を運用します。預金と保険は全く違うしくみであるにも関わらず、同列で比べること自体が間違っているわけです。

 

最近、外貨建て保険の為替リスクを説明せずに販売していると、大問題になりました。追い打ちをかけるように新型コロナウイルス・ショックで外貨建て保険の利率も大幅に下がってしまいました。

 

「外貨建て保険はお得です!」

 

そこで、クローズアップされた商品が変額保険です。変額保険は、販売手数料、保険会社の費用と利益などを差し引き、残りの資産を投資信託で運用する商品です。もちろん、投資信託の運用手数料も差し引かれることを忘れてはなりません。

 

「変額保険はお得です!」

「保険料が上がらない」は「一生払い続ける」

大手国内保険会社の商品は、10年に一度更新をすることが一般的。更新のたびに保険料が高くなることを、悩んだ人も大勢いらっしゃるでしょう。そんな人が、「保険料は一生上がりません」というCMを見ると、よい保険だという錯覚に陥ってしまいます。保険料は上がりませんが、一生涯払い続けなければなりません。

 

「保険料は一生上がりません」

ネットのランキングうのみは禁物

保険に加入するときには、情報収集が大切。インターネット、雑誌などたくさんのメディアがあります。ただし、ネットランキングは注意が必要です。なぜなら、保険の比較サイトなどのランキングは、すべての保険会社を取り扱っているわけではないからです。これらの会社は、顧客から資料請求やあるいは契約時の手数料を受け取れるしくみで運営しています。

 

ネットのランキングは信用しても大丈夫?

 

取り扱いのない商品は、どんなによい商品でもランキングには含まれません。ネットのランキングをうのみにしてはいけませんよ。

 

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ファイナンシャルプランナー
AFP
日本年金学会会員

大学卒業後、出版社に勤務。いくつかの出版社の編集部を経て、1997年に「NEO企画」を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生みだす。お金のしくみ、保険のカラクリについての得する情報を発信している。

著書には『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『かんたん!書き込み式 保険払いすぎ見直しBOOK』(河出書房新社)、『コワ~い保険の話』(宝島社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)が、監修には年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』などがある。

【ホームページ:http://neo.my.coocan.jp/nagao/

著者紹介

FPエージェンシー代表
CFP®
MBA(会計&ファイナンス)
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

生命保険会社での勤務を通じて、買う立場の人が不利にならない説明をする人が必要だと痛感。ファイナンシャル・プランニングの教育業界に飛び込む。

現在は、大学や企業、マネーセミナーの講師をはじめ、執筆など幅広く活動中。

著書には『2022〜2023年版保険 こう選ぶのが正解!』(実務教育出版)、『大切な人を亡くしたあとのお金のこと手続きのこと』(河出書房新社)が、監修には年度版シリーズ『良い保険・悪い保険』などがある。

【ホームページ:https://fp-agency.com/

著者紹介

連載人生100年時代の「保険選び」の最新バイブル

NEWよい保険・悪い保険2022年版

NEWよい保険・悪い保険2022年版

長尾 義弘
横川 由理

徳間書店

人生100年時代といわれるほど人の一生は長くなりました。しかし長生きになることによって、新たなリスクが生じています。それは「生きるリスク」です。80~85歳の27%が要支援・要介護、85歳以上だと59%超というデータがあるよ…

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