(※写真はイメージです/PIXTA)

相続税申告の際、「こうしておけばよかった…」と後悔される方は多いもの。遺言書は作っておくに越したことはありませんが、相続人が多ければ特に作成をお勧めします。ここでは辻・本郷税理士法人の山口拓也氏が、事例とともに解説していきます。

遺言を作成しておけば…

以上のことから、兄弟・相続人がたくさんいる案件では特に「遺言が必要だな」と強く感じます。

 

遺言がない場合、遺産分割協議書をつくったら、それぞれから署名捺印をもらわなければなりません。そして、どう分割するかもすんなりとは決まりません。

 

遺産に自宅と預貯金があった場合、自宅は近くに住んでいる兄弟が相続し、金融資産は法定相続、というケースが多いです。そうすると自宅をもらった方だけ少し多くなるので、その分をお金で調整する、などと相続人たちで考えていくのは大変です。

 

遺言で面倒を見てくれた人に遺すようにすれば、基礎控除や保険金の非課税がたくさんあるため、うまくいけば相続税を軽減できる可能性があります。

 

相続人がたくさんいる方は特に、遺言を作成しておくことをお勧めします。遺産分割がよりスムーズになるだけでなく、お世話になっている兄弟、甥、姪の気持ちに報いることもできるかと思います。

 

 

■動画でわかる「相続こうしておけばよかった《遺言編》」

 

 

 

辻・本郷税理士法人 シニアパートナー 税理士

山口 拓也

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
  >>カメハメハ倶楽部<<

 

カメハメハ倶楽部セミナー・イベント

 

【2/24開催】実物資産を持つことの重要性
いま注目を集めている「現代アート」の
投資対象としての見極め方

 

【2/24開催】
『富裕層3.0 日本脱出』出版記念セミナー

 

【2/25開催】プライベートアセット、
ヘッジファンド、コモディティ…
世界の富裕層が「オルタナティブ投資」
を活用する理由

 

【2/26開催】
「暗号資産(仮想通貨)」
の相続と財産分与
いざという時の対処法について
専門弁護士が事例をもとに解説

 

【2/26開催】トランプ2.0が
日本市場に与える影響とは
2025年「日本経済と株式市場」の展望

 

 

 

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録