「温泉権」という言葉をご存じですか? 読んで字のごとく、温泉を掘ったり、引いたりするために必要な権利のことですが、実は温泉法上、「温泉権」という言葉は使われておらず、あいまいで不思議な権利となっています。ここでは、温泉を引くためのルールや諸手続きについて弁護士が解説します。※本記事は、弁護士法人横浜パートナー法律事務所の佐山洸二郎氏が「温泉権」ついて語った動画を書き起こしたものです。
温泉を引くためには何が必要?
皆さんこんにちは。ホテル・旅館業を専門的に取り扱っている弁護士の佐山洸二郎と申します。よろしくお願い申し上げます。
今回は、温泉権について、法的な観点から解説させていただければと思います。
「温泉権」と聞いて、言葉の通り、何となくどんな権利かみなさまもイメージがつく方もいらっしゃるとは思うのですけれども、温泉権とはどういう権利なのか、実際に温泉を引くためにどういう権利が必要で、どういう手続きが必要なのかなど、その辺りのお話をさせていただければと思っております。
続きは【動画】へ↓
<今回のトピック>
●そもそも温泉権とは?
●温泉権の実情
●温泉を引くための「引湯権」
●実際に温泉を引くためには?
●まとめ
【温泉を引くためには何が必要?/弁護士が解説】
佐山 洸二郎
弁護士法人横浜パートナー法律事務所
弁護士法人横浜パートナー法律事務所
弁護士
2012年、中央大学卒業。同大学院法務研究科卒業と司法試験合格を経て弁護士登録。神奈川県弁護士会所属。
企業法務を中心に取り扱う中、特にホテル・旅館業界の法務に注力。
ウェブサイト「弁護士によるホテル・旅館業支援サイト(https://www.sayama-lawoffice.com/)」を運営しつつ、 月刊ニュースレターを発行。
ホテル・旅館業界にまだまだ行き届いていない「弁護士によるリーガルサービス」を届けるため、宿泊業経営者様を日々支援中。
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