テクノロジー・セクターには「一難去ってまた一難」
今後を考えると、FRBは、
1.金融市場の織り込みに沿うように早期の利上げを行っていくか、
2.長期の期待インフレ率が数年程度、現状の2.5%付近に留まることを見届けるか
のどちらかになります。
FRBが、1.利上げを積極化する場合には、インフレ期待が抑制され、イールドカーブはフラット化し、長期金利は上昇しにくくなりますが、利上げ局面では通常、PERには低下圧力が生じます。
反対に、2.利上げを待って、インフレを放置する場合には、長期金利に上昇圧力が生じます。
いずれの場合にも、景気の拡大とともに業績は伸び、株価は絶対値ベースでは上昇すると見られますが、レラティブ・バリューで考えれば、(1.PERが相対的に高く、2.期待インフレや10年金利と逆相関の)テクノロジー・セクターはアンダーパフォームする可能性があるでしょう。
テクノロジー・セクターにとっては、インフレや長期金利の上昇が「前門の虎」、利上げが「後門の狼」と考えられます。
重見 吉徳
フィデリティ投信株式会社
マクロストラテジスト
資産を「守る」「増やす」「次世代に引き継ぐ」
ために必要な「学び」をご提供
ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が
主催する「資産家」のためのセミナー・イベント
「駆け込み節税」はもう通用しない!
令和8年度税制改正で激変する
不動産オーナーの「生前・長期防衛戦略」
【7月29日(水)】意外と多い!
「外野」が出てくる、「遺言」があっても揉める
“思い通りの相続”を実現したい人は知っておくべき
紛争事例から学ぶ、原因と事前対策

![[図表3]S&P500の12ヵ月先予想PER(株価収益率)](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/0/6/540/img_06989204bf76c7df39104244d49dcc1680895.jpg)
![[図表4]先進国株式の業種別相対リターン(対先進国株式全体)と米インフレ連動債市場の期待インフレ率との相関係数(直近52週)](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/540/img_bee7835f758f67987d906f100f6275b695071.jpg)
![[図表5]先進国株式の業種別相対リターン(対先進国株式全体)と米10年債利回りとの相関係数(直近52週)](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/540/img_5b9fea3f5c7694a92669d26ce759c15479103.jpg)