「下流老人」「老後破産」・・・サラリーマンの多くが、老後の生活に不安を抱えています。老後の安心を手に入れるため、安全かつ確実に資産を形成する手段はないのでしょうか。連載第1回目は、サラリーマンにとって不動産投資が「うってつけ」といえる理由を見ていきます。

不動産投資でサラリーマンでも経済的な余裕を持てる

住まいを賃貸して得る不動産所得は、昔から「不労所得」といわれてきました。自分で働かなくても得られる収入を示すこの言葉が、マンション運用の魅力を非常にわかりやすく説明しています。

 

マンション運用において、入居者の募集や管理など煩わしいことは、管理会社に委託することができます。特別な知識や経験は管理会社が蓄積していますから、オーナーには必要ありません。オーナーが自らしなければならないことはほとんどないのです。

 

あえていうなら、ときどき通帳を見て、家賃が振り込まれていることを確認することくらいでしょう。最初に信頼できる管理会社さえ見つけることができれば、あとは不動産に働いてもらって、その収益だけを手にすることができます。

 

サラリーマンは、会社で働く代わりに給料をもらっていますから、自分の時間を会社のために使わなくてはなりません。出世して給料が上がれば、さらに忙しくなり、自分の時間はどんどんなくなっていきます。

 

サラリーマンを辞めてマンション運用だけで生計を維持するのは容易ではありませんが、サラリーマンの収入に不労所得をプラスすることができれば、大きな余裕が生まれます。仮に給料やボーナスが減ることがあったとしても、精神的な余裕を持つことができるでしょう。

悪い物件を買うと様々なリスクを抱えることに・・・

とはいえ、マンション運用にリスクがないわけではありません。マンション運用に特別な知識や経験などは必要ありませんが、不動産を購入する段階で悪い物件を選んでしまうと、期待通りの収益が得られません。

 

また、物件の良し悪しとは直接関係のないリスクに金利上昇リスクもあります。資産運用型マンションの購入を検討する際、これらのリスクにどう対処すればいいのでしょうか。

 

[マンション運用5つのリスク]

 

①空室リスク

②家賃滞納リスク

③家賃の値下がりリスク

④地震や火事などのリスク

⑤金利上昇リスク

 

次回は、空室リスクについて詳しく見ていきましょう。

本連載は、2016年5月20日刊行の書籍『30歳から定年までで2億円つくるほったらかし資産運用術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。本書に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本書の内容は著者の個人的な見解を解説したものであり、著者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本書の情報を利用した結果による損害、損失についても、幻冬舎グループ、著者並びに本書制作関係者は一切の責任を負いません。投資のご判断はご自身の責任でお願いいたします。

30歳から定年までで2億円つくる ほったらかし資産運用術

30歳から定年までで2億円つくる ほったらかし資産運用術

宮園 泰人

幻冬舎メディアコンサルティング

年収減少、増税、年金不安・・・サラリーマンの老後はどん底貧乏間違いなし!! 「下流老人」「老後破産」・・・サラリーマンの多くが、老後の生活に不安を抱えています。定年後の安定した生活には最低1億円、ゆとりのある生…

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