※画像はイメージです/PIXTA

2度目のロックダウンが実施されたニュージーランドは、国民と政府が一丸となってコロナ抑制に努めています。一方、人々が自宅に閉じこもっても不動産業界は相変わらずの活況で、中古住宅の価格上昇が止まりません。どのような背景があるのでしょうか。オークランド在住で不動産会社を経営する筆者が、現地でしか掴めない不動産事情をレポートします。

オークランドの中古住宅は、現在もなお「価格上昇中」

オークランド地域はまだまだ住宅不足の状況にあり、中古物件の希少価値は上がっています。

 

不動産投資は、実際の資産として不動産を所有するだけではなく、資産が家賃収入というお金を生み出してくれます。元本になる最初の資金も、大きな目減りがないどころか、現状ではどんどんと上がっていきます。そのため、住宅購入できる資金力がある人は、借金をしても投資しているのが現状です。

 

なかなか大きな買い物ですから、経済的に難しいと考える方もいるかもしれませんが、少しでも可能性があれば、実行してみてはいかがでしょうか。道はいろいろありますし、そのために筆者たちのサポートがあります。

 

価格帯、ロケーション、自分も住んでみたい、住んでもいいと思う物件かどうかを見極めて、購入物件の選択をしていく。現在のニュージーランド不動産は、大きく間違えなければ、実りある投資・資産運用ができる状況にあるといえます。

 

オークランドの平均販売地は、いよいよ110万ドル台になりました。100万ドルの予算を持っていても、「期待する物件がない」「マイホームが手に入らない」と悩む方は大勢います。

 

しかし、購入目的によって家選びの基準は異なりますし、上を見てもきりがありません。「あきらめずにいい物件を見つけ、買う」という行動に踏み切ってこそ、実りある結果を手にできるのだと思います。

ロックダウン中のNZからのメッセージ

日本の皆様には「ステイホーム、マスク、換気」の大切さを胸に、どうか命を守る行動をしていただきたいと思います。命あっての投資です。治療が必要な方が、すぐに病院で治療できるよう、状況の改善を願っています。

 

Stay home, be safe be kind.

 

この言葉を唱え、いまを乗り切ろうとしているニュージーランドですが、オークランドは9月14日火曜日まで警戒レベル4でロックダウン。

 

オークランド以外の都市は、警戒レベル2へと移行、9月9日木曜日より学校も開始という発表がありました。

 

日々の感染者の数によって対応は変化しています。9月6日現在、感染者数が下降しているため、レベル1への道も近いと信じています。ニュージーランドも、日本も、いまが正念場です。

 

 

一色良子

ニュージーランド在住不動産エージェント

 

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