「笑われたことのある人」だけが持つ、「圧倒的な強み」の全貌 (※写真はイメージです/PIXTA)

あづみハッピー歯科医院院長の安積中氏は、大阪の下町にあった風呂なし団地で生まれ育ち、お世辞にも裕福とは言えない家庭環境で生きてきました。歯医者になるまでの道のりは「谷あり、谷あり」でしたが、壁にぶつかるたびに「笑うこと」で状況が変わり、マイナスをプラスに変え、谷から山に向かうことができたと語ります。「笑っている場合ではない」世の中だからこそ考えたい、「笑い」の力について見ていきましょう。

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「他人から笑われる理由」を冷静に考えると…

私は、笑いは3つの力で構成されていると考えています。その3つは、「笑うチカラ」「笑われるチカラ」「笑わせるチカラ」です。

 

ここでは「笑われるチカラ」を見ていきます。

 

笑われるチカラをもつ人は、自分の能力や状況を直視することができます。笑われている理由を冷静に考え、自分に何が足りないのかを把握することで、足りないものを補うために努力をすることができます。

 

誰かが自分を笑う場合、そこには「ズレ」が発生しています。ズレとは、普通とは違う状態であったり、常識はずれなことをしていたり、言っていることとやっていることが合致していなかったりするといったことです。

 

例えば、漫才ではボケ担当の人が一般常識と大きくズレた発想や行動をします。そのズレがおかしいと思うから見ている人が笑います。相方のツッコミ担当の人は訂正係です。お客さんと同じ常識ある人の立場から、ボケの人のズレた発想や行動を指摘するのが「なんでやねん」という言葉です。

 

我々が日常生活で笑うのも、ズレを認識するからです。想像していないことが起きたり、ハプニングが起きたりすると、「日常はこういうもの」という常識と、目の前で起きている「こんなことが起きるのか!?」という現実の間にズレが生まれ、それをおかしく感じるのです。

 

大きな目標を立てた人も同様で、現在の状態からズレが大きければ大きいほど、笑いのネタにされることがあるのです。

笑われることで「目標達成に必要な行動」が判明

例えば、成績表オール1の人が東大を目指すとか、私のように団地住まいの貧乏な子が歯医者を目指すなどといったように、そこに常識的な目線から見たズレがあるから、人は笑うわけです。笑われている人の視点から見ると、自分に何かが足りていないことを、笑いを通じて誰かが教えてくれている、ととらえることができます。

 

オール1で東大を目指す人には当然、学力が足りていません。それ以前に、勉強する意欲とか、勉強を教えてくれる人とか、勉強するための時間が足りていない場合もあります。「東大なんて無理」と笑う人は、そこを馬鹿にして笑っています。馬鹿にされると少し腹が立ちますが、とらえ方を変えれば、「今のままじゃ無理」「あれとこれが足りてへん」というズレを、笑うという行為によって教えてくれているわけです。

 

笑われるチカラがある人は、ズレを発見することができます。そう考えれば、笑われることは目標達成のアドバイスです。笑う人たちは、目標達成を手伝ってくれるアドバイザーです。学力が足りていないと分かれば勉強する、勉強を教えてくれる人がいないなら探す、というアクションを起こすきっかけを得られるのです。

「笑われたくない」というプライドは目標達成の邪魔

笑われることに抵抗感をもつ人もいると思います。誰かが誰かを笑う場合、冷笑や嘲笑など、攻撃的な笑いもありますので、気分が良いものではないことも多く、プライドが傷つくこともあります。

 

それを避けるために、多くの人は、笑われないように細心の注意を払います。「笑われたら恥ずかしい」「かっこ悪い」「失敗したくない」と考えて、失敗したときの言い訳をあらかじめ考えたり、難易度が高い挑戦を避けたりします。笑われないように、あるいは、笑われても傷つかないように「自己愛の殻」のようなものをつくって自尊心を守ろうとするわけです。

 

その気持ちは分かります。私もかつては笑われることを過度に怖がっていました。しかし、今になって思うのは、それは目標達成にとって邪魔になるということです。人生を懸けて達成したい目標があるなら、失敗を覚悟のうえで挑まなければならないときがあります。目標が大きいほど、失敗にめげずに何度も再挑戦する必要があります。

 

笑われることを避けるか、それとも笑われても目標達成を目指すか…。この2つを天秤にかけてみれば、おそらくほとんどの人が目標達成をすることに重きをおくはずです。目標達成のためには、傷つく覚悟が必要なのです。

 

私が尊敬するアントニオ猪木さんの詩に『馬鹿になれ』という一編があります。「馬鹿になって恥をかくと本当の自分が見えるようになる」というものです。

 

笑いのチカラの観点から読み解くと、「馬鹿やなあ」と笑われて、恥をかける人が、大きなことを成し遂げられるということです。猪木さんの実績を見ると、新日本プロレスを立ち上げたり、政治の世界に進出してスポーツ平和党を立ち上げたり、大きな目標を掲げて、達成しています。賛否両論あるでしょうが、日本人の人質を救うために単身イラクに乗り込んだり、外交がない北朝鮮を訪れたり、普通の人なら「無理だろう」と思うようなことも、失敗を恐れることなく実行しています。

 

どうしてもやりたいことがあるのなら、人から笑われることなど気にしてはいけません。「無理やろ」「無茶やなあ」と周りに笑われることだからこそ、挑戦する価値が大きい目標なのです。

 

 

安積 中

あづみハッピー歯科医院院長

 

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あづみハッピー歯科医院 院長

生まれ育った家庭は裕福でなかったが、小学生時代に近所の歯科医院に停まっていたフェラーリを見て憧れ、歯科医を志す。

1981年大阪府立北野高校に入学するものの、学業に身が入らず大学受験に失敗。浪人時に一念発起して勉学に励み、福岡県立九州歯科大学に合格。

1993年大学卒業後、5年の勤務医と3年の雇われ院長を経て、2002年大阪市平野区にてあづみハッピー歯科医院を開業。

気取らない、庶民感覚の対応を心掛ける「町の歯医者さん」を目指している。

著者紹介

連載人生を切り開く笑いのチカラ

※本連載は、安積中氏の著書『人生を切り開く笑いのチカラ』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

人生を切り開く笑いのチカラ

人生を切り開く笑いのチカラ

安積 中

幻冬舎メディアコンサルティング

人生における失敗や挫折を「笑い」に転換するための思考法とは? 日本人の4人に1人は何かしらの不満を抱えています。 老後の未来には年金不安と健康不安が待ち受けており、それに加えて、昨今ではコロナ禍での鬱々とした…

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