(※写真はイメージです/PIXTA)

日本国内ではステータスが高く、女性が「結婚したい職業」では常に上位にランキング入りする医師。一方で離婚率が高い職業という説があり、「24時間相談受付」「LINEのIDを公開」するという型破りのスタイルで依頼を受けている銀座さいとう法律事務所の代表、齋藤健博弁護士のもとにも、医師のリコカツ(離婚活動)案件が殺到しているといいます。今回は、実際に齋藤弁護士に寄せられた実例をレポートします。※弁護士業の守秘義務遂行のため、一部の内容変更をご了承ください。

妻が請求した金額は2億円

医師の及川雅人さん(仮名/36歳)は、子どもの教育方針の違いから妻の紗栄子さん(仮名/38歳)と別居。雅人さんには実は新たな恋人で同棲している彩菜さん(仮名/23歳)がいますが、事実を隠して紗栄子さんと離婚に踏み切ろうとしています。憶測ですが、紗栄子さんは雅人さんの不貞に気づいていた模様。離婚調停で一緒に暮らしている8歳の長男と、6歳の長女のために、紗栄子さんが請求した養育費とは――。

 

「一子につき1億円、合計2億円です」(齋藤弁護士)

 

筆者がネットで調べた北陸銀行の調査によると、大学卒男性の生涯賃金は平均2.92億円。生涯賃金に近い養育費を請求したのは、雅人さんの高年収が起因でした。

 

「当時、雅人さんは年収8000万円を稼いでいました。医師としての収入と、夜勤の病院でのアルバイトだけではありません。彼は不動産投資をしていて、全国にマンションの一室を複数所有していた。その副収入を含めた総額年収を、紗栄子さんも把握していたのでしょう」(齋藤弁護士)

 

しかし雅人さんは、所有するマンションを貸し出すだけではなく、自身の下半身の欲望を満たすためだけの、不純な動機でも活用していたようで……。齋藤弁護士が話を続けます。

下半身の欲望を満たすマンションの一室

「下品な表現ですが、“隠れ家”をいくつか持っていると言っていました。医師は学会で出張することが多いので地方と、ほかには都内にも数軒を。彼のケースに限りませんが、都内の“隠れ家”は、広尾や麻布、赤坂などに多い印象です」

 

女性の方々もこの記事をご覧になってくださっていると信じて記しますと。“隠れ家”を所有している男性は、雅人さん以外にも存在すると仮定しておいたほうがいいようです。筆者は呼ばれた経験がないので周囲の男性に話を聞いたところ、存在していました。20代後半で、親が購入したマンションの一室を“隠れ家”として使用している、広告代理店に勤めている男性が。彼は格闘技など体を動かす系の趣味を多く持つ男性で、その男性の知人が言っていました。

 

 

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