中古船なら数百万円で買える…1級小型船舶操縦免許でクルーザーを楽しもう (※写真はイメージです/PIXTA)

海や川を疾走するボートを見て、誰でも1度は自ら操縦してみたいと思うのではないでしょうか。コンパクトなモーターボートもよいのですが、大きなクルーザーを操って外洋航海を楽しめば、仕事の活力につながることは間違いありません。その夢を実現するために必要な「1級小型船舶操縦免許」の取得は、意外とハードルが低いのです。

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3つに整理された免許区分

一般の人が持つ「船舶免許」といえば、少し前までは海を走るモーターボートのイメージから、「4級小型船舶操縦士免許」を思い浮かべる人が多いと思います。確かに、’03年までは「小型船舶操縦免許」に同免許が存在し、「船舶の総t数5t未満・平水区域および海岸より5海里以内(1海里は1.852km)の航行」という条件で発行されていました。しかし、’03年・’04年の法改正で「1級・2級・特殊」の3種類に整理統合されたのです。

 

「特殊小型船舶操縦士免許」は水上バイクを操縦するためのもので、他の船舶免許とは切り離して運用されています。すなわち、この免許では他の船舶は操縦できず、「1級小型船舶操縦免許」を持っていても水上バイクの操縦はできないということです。

 

「2級小型船舶操縦士免許」は「総t数20t未満、または特定の条件を満たす全長24m未満の船舶・平水区域および海岸から5海里以内の航行」という条件の免許です。要するに、この2つの免許では、原則的に海岸から5海里の沿岸域しか航行できないということなのです。なお、2級には「湖川小出力限定」という免許があり、航行区域がいわゆる川や湖といったところに限定されています。

 

これらに対して、「1級小型船舶操縦免許」は航行区域に制限がありません。いわば、航行区域の限定解除をされた免許だということです。これさえあれば、外洋に出ることができる(場合によっては、6級海技士・機関の同乗要件有)ので、世界1周をすることも可能です。まさに、海を満喫するというステイタス感のある夢を、無限に広げられる免許だといえるでしょう。

免許を取るにはどうするの?

「小型船舶操縦免許」取得の方法は、主に3つのやり方があります。1つはいわゆる「飛び込み」で、独学で勉強をして国家試験を受けるというものです。この場合、実技の練習が難しいこともあって、その部分だけスクールに通う人もいるようです。この方法は比較的免許取得費用を抑えることはできますが、極めて難易度が高いので挑戦する人はあまり多くありません。

 

2つ目は免許スクールに通い、学科・実技を勉強してから、国家試験を受けるという方法です。日程や費用はスクールによって違います。また、コースによっては実技試験が免除されるなどします。3つ目は、国土交通省に登録されている小型船舶教習所に入所し、船舶免許取得を目指すやり方です。ここの修了試験に合格すれば、国家試験の学科と実技が免除され、身体検査を受けるだけで済みます。スクール屋教習所の費用はコースなどによって違いはありますが、多くは自動車教習所と大差がないようです。

 

免許の種類によって、試験内容・講習内容が変わります。国家試験の場合、学科・実技共に特殊と2級の「湖川小出力限定」には専用の問題がありますが、1級と2級は基本的に共通問題です。ただ、1級のみ学科で「運航」分野に「上級」の問題が出されるので、試験時間が長くなります。学科は65%の正答率で合格となり、実技などと併せて合格率は80%~90%(スクール・教習所によって差がある)程度といわれており、意外と難易度は高くないようです。

外洋に行く船の購入・維持費用はどれくらい?

晴れて「1級小型船舶操縦免許」を入手すれば、これであなたはボートのキャプテンです。法律上は直ちに外洋に出られるわけですが、どこのスクールも「慣れるまでは沿岸で十分に練習を」と呼び掛けています。このあたりも自動車と同様で、「初心者」の間は慎重に操縦することが望ましいといえるでしょう。

 

「1級小型船舶操縦免許」を所持していれば航海範囲に制限がありませんから、理論上は世界中どこにでも行くことができます。ただ、100海里を越えて航行する場合は、6級海技士(機関)以上の有資格者を同乗させる必要があります。これは、キャプテンが兼任することができません。よく、発動機付きヨットで太平洋単独横断などをする冒険者がいますが、これは基本的に港内以外でエンジンを使用しないという条件の下、世界的に認められたルールに従っているからです。

 

また、いうまでもありませんが、外洋に行くには相当の装備や大きさを持つ船でなければ危険です。船の入手にはレンタル・中古船購入・新船購入などの方法があり、まさにピンからキリまでですから、最寄りの販売店でじっくりと相談しましょう。

 

中古の中型艇なら数百万円でOKですし、大型新船であっても2億円程度で買うことができます。法人の福利厚生用という名目であれば、節税対策になることもあるようですね。また、維持経費も保管場所などで大きく差が出ますが、主に保管料・整備費用・消耗品交換費用などで、年間で100万円くらいです。

 

どうでしょうか。外洋クルージングは意外と手の届く範囲にありませんか。ソーシャルディスタンスが保てる高尚な趣味として、免許所有者は増加傾向にあるといいます。是非、一度検討してみてはいかがでしょう。
 

 

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