「1時間早く集合場所に到着する」ことの凄まじい効果【息子たちを東大・京大に合格させた母が実践】

「1時間早く集合場所に到着する」ことの凄まじい効果【息子たちを東大・京大に合格させた母が実践】
(写真はイメージです/PIXTA)

長男は東京大学、次男は京都大学に現役合格させたという、母学アカデミー代表の河村京子氏は、著書『教えない子育て 正解のない時代に「実践できる子」を育てる』(日本法令)で、「講演などの仕事の時は、1時間早く集合場所に到着するようにしていた」と記しています。その理由について見ていきましょう。

小学校の「5分前行動」が仕事のコントロール術?

■なぜ早く集合場所に到着することが子どもの将来につながるのか

 

小学校の宿泊学習の時に、「5分前行動」を先生から学びました。その時には、なぜ集合時間より早く行かなければならないのか不思議でした。しかし、今だったら先生の意図がよくわかります。

 

早めに集合して心と体を整えることが、次の行動を効率的に進めるために有効ということです。友達と待ち合わせる時に、必ず遅れてくる人と、早めに来る人がいます。早めに来る人は結局長い時間待たなくてはならず無駄な時間を過ごしているようですが、そうではないと思います。

 

早くからその場にいることで、気持ちが「ホーム」になり、その場の空気をコントロールすることができるのです。遅れてきた人は、すでにできあがった空気にコントロールされますから「アウェイ」になり、居心地が悪いでしょう。

 

友達とのランチの待ち合わせであれば、それでも問題はありません。しかし、仕事であれば、その場の空気をコントロールすることができるほうが有利な結果になります。

 

集合時間に遅れるか早く着くかは、習慣なのでなかなか変えることができません。友達とのランチに遅れる人は、仕事でもギリギリ到着になりやすいです。

 

我が子が将来、自分で仕事をコントロールできるためには、その場の空気を「ホーム」にすることが必須です。そのためには、親であるあなたが集合場所に早めに到着する習慣をつけるのが近道です。

 

 

河村 京子

母学アカデミー代表

 

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教えない子育て 正解のない時代に「実践できる子」を育てる

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河村 京子

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