昭和世代は逆ギレ傾向が…看護師に聞く「困った患者さん」対策 (※写真はイメージです/PIXTA)

毎日、患者さんが元気になるよう医師たちに協力をして奮闘する看護師さんたち。白衣の天使、という言葉があるように完治された患者さんたちは、医師だけでなく病院内で面倒を見てくれる看護師さんには感謝の念が尽きないものです。しかし、なかには困った患者さんたちもいるようで……。今回は看護師さんに「困った患者さんに遭遇してしまったときの対処法」を聞きました。

屁理屈を並べてもダメなものはダメ

世の中の禁煙ムードが強くなってからというもの、病院内には喫煙所の姿がなくなりました。もちろん病院の駐車場も含め、敷地内が禁煙になっていることはもはや珍しくありません。通院されている患者さんのなかにはタバコが吸いたくて、近くの喫煙ができる喫茶店などで時間を潰す方もいるくらい、病院内ではタバコを見ることがなくなりました。

 

Aさん(55)は、大腸の内視鏡検査のために入院してきました。近所のクリニックで検査をしたところ、大きなポリープが見つかったため、これをとるために入院されて検査をすることになったのです。自宅が遠方ということもあり、検査の前日から入院されたAさんでしたが、その日は絶食。せめてタバコが吸いたいと言っていたのですが、院内は禁煙ですよ、と念を押したそうです。

 

夕方の検温で病室に行くとAさんの姿がありません。そのときはトイレにでも行ったのかと思っていたそうですが、少し時間をおいて見に行っても戻っていないのです。病室を出ると、Aさんが病室に戻ってくるところに遭遇。ただ、彼の体からはタバコの匂いがするのです。看護師さんはAさんに、院内は禁煙だと厳しく言ったのですが、Aさんの言い訳に驚かされました。

 

院内が禁煙だから、敷地の外に出て吸ってきたので問題ない、というのです。いい大人が子どもみたいな言い訳をする姿に、看護師さんはしばし絶句。いったん病室まで連れていき、検査などにも影響が出かねないし入院中は無断外出禁止、辛くても禁煙するよう伝えたそうです。

仕事が忙しくても病院は治療の場所

交通事故で頸椎の手術をしたBさん(42)は、1か月近く入院されていた患者さんだったそうです。手術を終えた直後は車いす生活を送っていましたが経過も順調で、1週間後には首を支えるギブスこそしていましたが、杖をつきながら歩くリハビリもしていました。みるみる回復をするBさんでしたが、職場でも頼りにされていたのか、会社関係の見舞客があとを絶ちません。「職場から早く復帰してくれって仕事の話ばっかりされて困っちゃうよ」と苦笑いをしていましたが、数日後に驚きの光景を見ることになったそうです。

 

看護師さんが病室の巡回をするとBさんの姿はありませんでした。どこに行ったのかあと思い病室をあとにすると、少し離れた面会室の外で、困った表情を浮かべた別の入院患者さんと見舞いに来られた女性が立っていました。どうされたのかと思って声をかけると、面会室のなかを指さすのです。

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