(※写真はイメージです/PIXTA)

コロナ禍という状況もあり、何かに直接手を触れることに抵抗を示す人も増えました。そこで急激に需要が高まっているのが、「自動ソープディスペンサー」です。多種多様なデザインに溢れ、機能に富んだ商品のなかからどんなもの選ぶのが適切なのか。病院やクリニックに置くのに相応しい、お勧めの品を厳選してご紹介していきます。

自動ソープディスペンサーの利点

自動ソープディスペンサーとは、手を近づけるとセンサーが反応し、ハンドソープが自動的に出てくる家電製品のことです。どこにも手を触れずに使用が可能なので、非常に衛生的。ウイルス感染が懸念される現在の社会状況に適した商品と言えます。

 

噴出される量も適量であり、必要以上に使い過ぎることはないため、ポンプ式のハンドソープに比べて衛生面だけでなく、経済的にも優れていると言えるでしょう。

自動ソープディスペンサーのおすすめ3選

①simplehuman センサーポンプ ソープディスペンサー

 

simplehuman センサーポンプソープディスペンサー
simplehuman センサーポンプ ソープディスペンサー

 

本体に触れずにソープが出てくるだけでなく、ノズルに手をかざしたときの距離で量を調節することができます。少量でいい場合はセンサーに近付け、もっと量が必要であれば少し離れた場所に手をかざすと多めに出てきます。

 

USBによる充電式なので、わざわざ電池交換するなどの手間がかかりません。1回のフル充電で約3ヶ月持続して使用できます。

 

サイズは、縦が11.2cm、幅が7cm、高さが17.2cmとコンパクト。色は「ブラッシュシルバー」「ポリッシュシルバー」「ローズゴールド」の3種類。ステンレス素材がオシャレで、どこに置いても映えるスタイリッシュなデザインとなっています。防水性が高く丸洗いができるのも大きな利点です。

 

②umbra オートソープディスペンサー

 

umbra オートソープディスペンサー
umbra オートソープディスペンサー

 

カナダのデザインブランドである『umbra』の出している商品。流線形のフォルムが美しく、洗練された気品のあるデザインとなっています。

 

容量が177mlのタイプと250mlのタイプがあり、使用頻度によって大きさを選ぶことができます。カラーは、「ホワイト」「ブルー」「ピンク」と、ほかにも数種類が用意されていて、デザイン性が非常に高いです。

 

専用の台座付きスタンドもあり、110~124cmと高さの調節が可能。設置するスペースがないというときに便利です。
 

③ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ

 

ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ
ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ

 

石鹸ブランドとして名高い『ミューズ』が出しているのがこちらの商品。ノズルの下に手をかざすと、手洗い約1回分(約1ml)のソープが自動で出てきます。

 

専用の詰め替え用ボトルがあり、なくなり次第交換することで再び使用が可能に。専用のものしか使えないのですが、大手メーカーだけに手に入りやすいという利点もあります。

 

「グレープフルーツ」や「グリーンティー」「フルーティフレッシュ」といった5種類の香りが選べます。使用中、手をこするうちに泡の色が変わるタイプもあるので、子どもも手洗いを楽しんでおこなうことができます。

患者の数や年齢層から適切なものを

病院やクリニックに置くのであれば、まず重視されるのは衛生面でしょう。シンプルな形状のほうが、こまめに掃除もしやすくなります。丸洗いできるタイプであれば、掃除にかける時間も少なくて済みます。

 

デザイン性も重要。洗練されたオシャレなタイプであれば、室内の美観を高めることにつながります。来訪者も、「使ってみたい」という衝動に駆られ、結果、衛生面も向上するでしょう。

 

出入りが多い場所であれば、それだけ使用頻度も高くなります。すると、交換や詰め替え、電源や充電に関しても意識する必要が出てきます。ですので、訪れる患者さんの数や年齢層などを踏まえて、適切なものを選んでください。
 

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