
遠藤周作著『満潮の時刻』(新潮文庫刊) 遠藤周作と言えば『沈黙』、『海と毒薬』、『わたしが・棄てた・女』などが有名ですが、遠藤作品の根底に常に流れている死への恐怖と信仰心の両方が、この『満潮の時刻』にはもっともバランスよく絡み合いながら描かれていると思っています。死に直面した人間の気持ちが見事に描写されていて、われわれが人生を深く考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
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