70歳・都内住み女性の「100万円」が行方知らずに…平穏な日々を壊した「2本の電話」【弁護士が解説】 ※画像はイメージです/PIXTA

争族、離婚トラブル、労働問題…弁護士事務所には今日も様々な相談が舞い込みます。本連載では、弁護士法人アズバーズ代表の櫻井俊宏氏が、実際に寄せられたトラブル事例を紹介し、具体的な対策を解説します。※プライバシーに配慮し、実際の相談内容と変えている部分があります。

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70歳女性のもとに来た電話。話を聞くと…

1 「月利2%。すぐに売り切れますよ。いかがですか」

 

70歳女性です。都内で主人と2人暮らしをしています。ある日、大手証券会社の代理店を名乗るAから電話がありました。

 

「○ファンドという金融商品が非常におススメです! 500万円投資すれば月利2%、つまり月10万円が入ってきます。でもあと3つで売り切れになってしまいます…。老後資金の備えとして、いかがでしょうか?」

 

ゆくゆくは老人ホームに入居したいと考えていた私は、今後の生活資金に少し不安を抱えていました。(そんな美味しい話があるのだろうか…)とは思いながらもやはり気になってしまい、「とりあえず考えておきます」と伝えて電話を切りました。

 

間もなく、別の大手証券会社を名乗るBから電話がありました。「○ファンドという商品が今大人気です。もしお持ちでしたら、我々にお売りいただけないでしょうか」といった内容でした。

 

持っていない旨を告げて会話を終わらせたのですが、ちょうどAから電話があった直後だったので、よっぽど○ファンドとは良い商品なのではないかと思い、とても気になってしまいました。

 

すると翌日、またAから電話があり「○ファンド、あと1つになってしまったのですが、いかがでしょうか? もう最後ですよ」と言ってきたのです。

 

私は思わず「買います」と宣言してしまいました。するとAは「ありがとうございます! では、ほかの人に買われてしまわないように、予約金100万円を△口座にすぐ振り込んでください。終わったら✕に電話をしてください。その時点でこちらで取り押さえておきますので」

 

と、振込先を告げてきました。私は急いで銀行に行き100万円を入金しました。

 

弁護士法人アズバーズ代表
中央大学法実務カウンセル 

交通事故、相続、離婚、労働問題等を多く取り扱っている弁護士法人アズバーズ(新宿・青梅・あきる野・三郷)の代表弁護士。
応援団出身の体育会系弁護士であり、学校法人中央大学の法務全般を担当する法実務カウンセル(インハウスロイヤー)も担当している。

弁護士法人アズバーズ
https://as-birds.com/

著者紹介

連載GGO大ヒット連載ピックアップ~『交通事故、相続トラブル、男女問題…弁護士・櫻井俊宏は見た!』

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