(※写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。

4-6月期GDPは+7.9%

幾何平均値では加速

 

■中国国家統計局は15日、主要経済指標を発表しました。4-6月期の実質GDP成長率は前年同期比+7.9%となり、5期連続のプラス成長となりました。新型コロナウイルスの影響の反動増で過去最高となった1-3月期(+18.3%)からは伸び率が鈍化したものの、コロナショックの影響を修正する「幾何平均値」によれば+5.3%と、1-3月期(+5.0%)から加速しており、堅調な回復が続いていることを示しました。

 

(注)データは2017年1-3月期~2021年4-6月期。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
実質GDP成長率 (注)データは2017年1-3月期~2021年4-6月期。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

生産、投資、消費も安定した回復

■1~6月の鉱工業生産は前年同期比+15.9%と、1~3月の+24.5%からは減速しました。ただし、幾何平均値でみると、1~6月は+7.0%と、伸び率は1~3月(+6.8%)からやや拡大しています。

 

■1~6月の固定資産投資は前年同期比+12.6%と、1~3月の+25.6%から減速しました。幾何平均値では、1~6月は+4.5%と、1~3月(+2.7%)から加速しました。

 

■1~6月の小売売上高は前年同期比+23.0%でした。幾何平均値では、1~6月の伸び率は+4.4%と、1~3月(+4.1%)から拡大しました。

 

(注)データは2017年4月~2021年6月、年初来の前年同期比。 (出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資 (注)データは2017年4月~2021年6月、年初来の前年同期比。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

中国経済は安定した回復が続く

■中国の主要経済指標は前年同期比でみると、いずれも伸び率が鈍化していますが、コロナショックの反動の影響を修正した幾何平均値でみると、安定した回復を続けていることがわかります。こうしたなか、中国人民銀行は、経済の回復をより確実なものとするため「預金準備率」を0.5%引き下げました。金融政策の正常化ペースを若干遅らせるなどの微修正が下支えになり、中国経済の回復が続くとみられます。

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『中国の4-6月期GDP成長率は+7.9%』を参照)。

 

(2021年7月16日)

 

関連マーケットレポート

2021年6月17日 中国経済は安定した回復、政治も極めて安定

2021年5月18日 中国主要経済指標の伸びはやや鈍化

【ご注意】
●当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友DSアセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
●当資料は三井住友DSアセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧